数学が苦手な人の特徴② イコールの意味を説明できますか?
第一弾に続き苦手な人の特徴その2をお送りします。
今回は「イコールの取り扱い編」です。
数学が得意な人も無意識で解いてるので意外と盲点だったりします。
動画
BGMあり
BGMなし
イコールの取り扱いって何?
「計算せよ」タイプと「方程式を解け」タイプの問題はイコールが異なる役割になるんです!(`・ω・´)
例えばこんな問題
今回は「計算せよ」タイプですね。
この問題解けますか?
答えはこうなります。
分かってる人からすると「当たり前だろ!」って感じですが、実はこの手の問題で理解度が分かるんです。
イコールの区別がついていない人がよくする間違いはこちら
・・・ん?
なんか変じゃないってなった人はOKです。
こんな感じで「なんでこんなことになってしまっているのか」まで考えられるとなおのこと良しですね。
ここから先は以下の内容を見ていきましょう。
イコールの種類
これらの意味を説明していきましょう。
式の計算のイコール
後戻りせずに計算を進めていくことに注目してください。
そういう意味で「一方通行」と言えるわけです。
一方通行として見ると
こんな置き換えもできますね。
もちろんテストで書いたらバツになります(笑)
方程式のイコール
実際に方程式を解きながら見ていきましょう。
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2行目の途中式で
「5」を両辺に足しているんですね。
(2行目の左辺を赤字にするのを忘れました(;^_^A)
この等式変形がイコールを理解するうえで避けて通れないのです。
続きも見ていきましょう。
今回も両辺に3分の1をかけているのが分かるでしょうか。
等式変形をしながら方程式の形を変形して
解いていくことになるのです。
ここが、式の計算のイコールとの違いですね。
これらの違いがよく分かっていない人に
見られる途中式がコチラ。
たまにいませんか?
こんな途中式を書く人。
冒頭で紹介したものも同じです。
方程式ではないのに勝手に12倍しているんですね。
これが、イコールの区別がついていないという症状です。
対策法
重要なことは「混合問題を解く」と言うこと。
混ぜ混ぜになった問題を解くことで、
頭の切り替えを意識できると思います。
まとめ
ちなミニコーナ―
最初から
「イコールは2種類あって~」って教えるより
手順や直感で慣れてから
自分で気づく機会を与える方が
習う人には優しいですね。
それでは、
さようなら。