やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9話(前半) 考察
やっはろー
今回も
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」(前半)9話
の考察をしていきます。
以下多分にネタバレを含みます。
・カット場面集
9話はいきなり比企谷家でサブレが走り回っているところからのスタートでしたが、ここに至るまでには数多くのカットされた場面があったのです。是非、映像化してほしいお願いします。
それでは、カットされてしまったシーンを紹介しておきましょう。
・由比ヶ浜がサブレを預けに来る
・川崎姉弟&比企谷兄妹
・戸塚とランデブー
・見てはいけない平塚先生
・小町との散歩
大きく分けてこんなもんだと思います。泣く泣くカットしてしまったのだと思うのですが、そこまで大きく本編の流れには関係ないのでこの内容を知らなくても問題はないって感じです。でもやっぱり、川崎さんのパートが減ってしまっているのが残念ですね。それに、こんだけ削ったから5巻の内容を9話の30分で終わらしたことになる。恐るべし製作委員会。
そういえば、俺ガイルの製作委員会は「やはりこの製作委員会は間違っている。」なんですよね。センスいい感じですね(上から)。こういうモジっている感じ? いいと思いますよ。
製作委員会で言うと、ワンパンマンの製作委員会も「ヒーロー協会本部」ってなったいたはず。こういう小ネタも個人的面白ポイントです。
いろいろカットされた部分は、純粋に面白いねって感じでラノベを呼んだのですが、その中でもやはり比企谷や由比ヶ浜、小町なんかの心情とか、考えていることとかを読み取れる部分があったので考察していきたい。
まず、サイゼリアの1号店は本八幡にあるらしい。現在は営業しておらず「教育記念保存目的」となっているんだって。
違うな。これじゃない。
本題はこちら
比
いったい何をもって、『知る』と呼ぶべきなのか。
前回8話で雪ノ下の乗って帰ったハイヤーが、比企谷が入学式当日に轢かれた車だということが発覚。おそらくそれについてのモノローグだと思う。
結構難しい話ですね。相手のことを『知っている』とか『わかっている』とかいうのは簡単だけど、実際それがどういう状態なのかを理解していないと本当に相手のことを『理解した』とは言わないのではないかと思うんですよね。
表層的なことだけを見てわかった気になって、相手にたいする勝手なイメージを自分の中だけで作り上げ、それを相手にも他人にも押し付ける。そして、そのイメージ通にならなかったとき落胆する。それが嫌なんですよね。
そしてもう一つ、忘れてはいけないのが小町と比企谷の散歩。正確にはサブレの散歩なのですが、そこでの会話が印象的です。でも、ラノベは会話中心というより比企谷のモノローグのほうに意味があるような感じする。
この場面での比企谷と小町の会話は表面的なもの、テレカクシ的な要素を多分に含んでいる。けれどもお互いに言わんとすること考えていることが分かっているからそれだけでも十分伝わる。いや、伝わると思っているのほうがいいのかな。
にしても、いい年した兄妹が手をつないで散歩とかうらやまs・・・。
この辺の話はぜひラノベで読んでいただきたいものです。ちなみに、サブレの声は悠木碧さんらしいですよ。今回は小町と同時出演だから忙しそうですね。さすがはロープーです。
・花火大会へのお誘い
サブレを引き取りに来た由比ヶ浜が、お礼ということで比企谷を花火大会に誘っていました。結構勇気要ったと思いますよ。だって由比ヶ浜は確実に比企谷を意識していますからね。
何とも思っていない相手に対しては無感情で接することができますが、気になる相手を誘うときはやっぱり緊張したりするものですよね。たぶん、知らんけど。
でも、比企谷はさっそく小町を召喚していました。はなっから由比ヶ浜が比企谷を誘って2人で行こうなんて思っていないという考えのもとでしょう。言い方から察するに比企谷からしたら予定調和というか、「はいはい、小町とね」っていうのがカッコの中に入っているような気がしました。
勇気を出して誘ったはいいものの比企谷の対応はそっけないというかなんというか。由比ヶ浜の気持ちを考えると何ともかわいそうですね。もっと仲良くなりたいとか考えていても、相手にその気がないからどうすることもできない。報われないね。
でも、小町がそんな考えに気が付かないはずもなく、あっさり2人で行くことになるのですね。小町の役回りも大変だな。
小町はなんだかんだ理由をつけて2人で花火大会に行かせようとしていましたが、小町はいろいろわかっているんだと思う。兄は「小町のため」という大義名分がないと動けないことを。だからいろいろこねくり回して「小町のため」という理由を与えたんだろうな。
次回は花火大会での様子を考察しよう
では、さようなら。