やはり俺の考察ブログはまちがっている。(アニメ・数学)

気の向くままに、気になる事の考察をしています。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 1話(前半。続) 考察

やっはろー

 

今回から2期の考察です。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」2期1話(前半。続)

の考察をしていきます。

 

 以下多分にネタバレを含みます。

  

 

ヘビー級の依頼

 

ほのぼの空間を楽しんでいる奉仕部の皆さんですが、そんな幻想をぶち壊す! 依頼が来ましたよ。しかも戸部と付き添いの葉山。悪い予感しかしない。

 

「奉仕部に来る=依頼をしに来る」なのですが、戸部比企谷には話せないそうですね。いったい何しに来たんでしょう? 紅茶でも飲みに来たの? 教室まで紅茶のにおい届いてたの? 嗅覚どれだけ発達してるの? 

 

戸部の嗅覚はどうでもよくて、見過ごせないのは「ヒキタニくんの信頼度ゼロ」とか言ってしまう無神経なあたり。この発言にはさすがの奉仕部も黙ってはいません。

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カチンときたガハマさん

「かっちーん・・・」

「とべっち、その言い方なくない?」

「まぁ、比企谷君が悪いのだし、仕方ないわね。さすがだわ・・・。では、悪いけれど、出て行ってもらえるかしら?」

「んじゃいろいろ終わったら適当に呼んでくれ」

「待ちなさい。どこへ行くの? 出ていくのは彼らのほうよ。礼儀も知らない、礼節もわきまえないそんな輩のお願いをこちらが聞く必要なんてないでしょう。早々にお引き取りいただいて結構よ」

「なんかやな感じ・・・」

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にらみを利かせるゆきのん

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中腰ヒッキー

*1

戸部の失礼な態度に対して最初に物申したのは由比ヶ浜でしたね。1期の1話のころから比べると大きく変わったと思います。空気を読んでいるだけではなくて、言うべきことをはっきり言う姿勢は見習いたいものです。

 

雪ノ下は相変わらずといった感じですが、言い方に加えてまっすぐ相手を射抜くような視線が戸部葉山に突き刺さっています。

 

一方の比企谷戸部の「信頼度ゼロ」という言葉につっかかることなく素直にその場を立ち退こうとしていました。途中で雪ノ下に止められたのでずっと中腰でしたが。(笑)

 

このやり取りを見ていてスカッとジャパンを思い出した。多分似たようなな話が2つあったと思う。

 

その1

とあるホテルにて、一人の男性客から「隣の部屋の赤ん坊の泣き声がうるさいから何とかしろ」というクレームが入った。ルームサービスが部屋に向かうと男性はご立腹で赤ちゃんの母親は平謝り状態。もちろんそんな状況は赤ちゃんの泣き声も収まるはずもない。この状況に対してルームサービスが一言。

 

「スイートルームしか空きがござせんが、お手数ですがお部屋の移動をお願いできますか?」

 

男性客は待ってましたとばかりに荷物を取りに部屋に戻ろうとしたとき、スタッフからもう一言

 

「移動していただくのは、こちらのお母様と赤ちゃんでございます」終

 

その2

飛行機に乗客の案内が完了し離陸直前、一人の女性客からコールが入ったので行ってみると「私の隣に黒人がいる。黒人の隣になんて座れない。席を変えなさい」という人権侵害しかしていないクレームが入った。その対応をしたCAからひと言。

 

「不快な思いをさせてしまって申し訳ありません。ファーストクラスに空きがございますので、お手数ですがそちらに移ってもらってもよろしいですか?」

 

女性客は満足げに立ち上がろうとしたところにさらに一言。「移動していただくのはこちらのお客様です」と言いながらCAは隣の黒人のお客様を指していた。終

 

多分こんな感じの内容だったと思う。この二つの話の構図が完全に一致ですね。とくにその2みたいな悪質な場合に出くわした時に、こういう機転の利いた対応ができるとかっこいいですよね。

 

つまり、雪ノ下はかっこいい。

もちろん、由比ヶ浜も。

 

閑話休題

雪ノ下に立ち退き勧告を突き付けられても戸部は帰りませんでした。その場で相談を開始するのですが、その内容がまさか恋の相談の相談だったとは。。。

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キラキラゆいゆい

*2

やっぱり女の子とは恋の相談とかでテンション上がっちゃうのもなんですかね? すんごい目がキランキランしてましたよ。戸部の狙いが海老名さんということもあってウキウキしてそうですね。

 

でも、雪ノ下はそこまでテンション上がっている様子ではないんですよね。まぁ、戸部だから当たり前なんだけどね。戸部かいわいそう・・・。

 

戸部の依頼の内容がヘビーなだけに雪ノ下も受けるかどうかを渋っていますが、結局は由比ヶ浜に流されている感じですね。

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頼られる? ヒッキー

*3

雪ノ下に泣きつく由比ヶ浜ですがなぜが二人とも比企谷のほうを見ています。奉仕部の影のフィクサーって比企谷なんじゃなかろうか。いや、ないな。

 

由比ヶ浜比企谷のほうに振り向くとき髪がファサってなってたんですが、こういうところ結構細かいですよね。それに、画像の由比ヶ浜の表情がいい感じです。

 

ここまで来たら比企谷の選択肢は、戸部の依頼を快く受けるかしぶしぶ受けるかの2つ。結局受けるしかないんですね。

 

そうなんです。結局はやることになるんです。でも、実際、恋の手助けなんてどうするんだろうね? 告白するときにがんばれっていうくらいしか思いつかないんだけどな。そう考えると、戸部の「ヒキタニくん、信頼度ゼロ」って間違ってないな。近しい人間じゃないとこういう悩みは相談できないだろうし。

 

おそらく比企谷も同じように考えているはず。結構真剣に考えてそうですよ。そんな比企谷をよそに一人で舞い上がっている由比ヶ浜も見ものです。

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対照的なヒッキーとゆいゆい

*4

この時も、髪がファサってなってましたね。やっぱり2期は作画が違うからなのかな? なんか細かいところまで書かれているような気がする。

 

比企谷の指摘は戸部の告白がリスキーなのではないかということ。もちろん根拠は比企谷のトラウマにあります。つまり、戸部がフラれる前提で事後処理の対策を考えているわけですね。

 

そんなトラウマを話しているところに葉山が割り込んできますが、葉山の顔がどうもすぐれない。なんなら入ってきたときあたりからどうもすぐれないのです。真意はわかりませんが、比企谷葉山の異変には気づいたようですね。

 

そもそも、戸部海老名さんを気にかけているなら、奉仕部ではなく葉山グループの中で何とかすべきなのではないかと思うんだけど、葉山がわざわざ奉仕部に連れてきたところお考えると何か意図がありそうですね。

 

 不穏な空気を感じつつ

今回はこの辺で

 

さようなら

*1:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 1話

*2:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 1話

*3:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 1話

*4:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 1話