中学数学 平方根「初めての平方根」
今回は、まじめに「平方根」の授業です。
初めて平方根を習う方向けですが、基本の復習にもお使いください。
動画で解説
平方根の意味
まずは、言葉の意味を知っておきましょう。
「平方」といわれると「2乗」
「立方」といわれると「3乗」
と反応できるように!
問題の出され方
言葉の意味がわかったら、さっそく出題形式を見ていきましょう。
平方根の単元では、「9の平方根は?」と聞かれる場合があります。このままでは意味不明なので、変換してください。
このように、変換すると「平方根」も案外簡単なんだと思うのではないですか?
答えのところに書いてある「±3」は”プラスマイナス”3と読みます。+3と-3をまとめて書くとこのように表すのです。
なんとも面倒くさがりですね。( ´∀` )
ほかの例題も見ていきましょう。画像で表示するのでゆっくりスクロールしてください。
ここからが本番
さて、平方根の意味には慣れてきたでしょうか? いよいよ本格的に平方根が始まります。
例えばこの問題を今までのように変換して考えてみても・・・・無理ですよね? 2乗して3になるような数は知らないのです。
なら、
作ってしまえばいいのです。( ー`дー´)キリッ
「パンがないらなケーキを食べればいい」っていうのと同じ発想です。違うか。
我ながらさみしい画像ですが、ほんとうにこれだけなんですよね。(笑)
無いなら作ってしまえということで、ルートというものを作りました。ルートと読んでもいいですし、根号と読んでもOKです。中学の間は平方根と読んでいてもOKですが、高校生になったら注意が必要です。
これを踏まえたうえで先ほどの問題を考えると
このようになります。
とても単純ですね。いえ、安直です。
読み方は「ルート3、マイナスルート3」です。
かっこの中は「プラスマイナスルート3」です。
2乗して3になる数がないから、新しく作っちゃえってことで生み出されたのが”ルート3”とか”マイナスルート3”なんです。
ほかの例題も見ていきましょう。画像で表示するのでゆっくりスクロールしてください。
いかがでしょうか?
えらく単純なんですね。
一応、注意点としては
よく勘違いであるのが、平方根が出てきてから正負の数がごちゃごちゃになることです。平方根にもプラスとマイナスはあります! 健在です!
ただし、
ルートの中に負の数は入りません。
(中学校の間は)
高校生からは何でもありって感じでバンバン出てきますが、中学数学で平方根の中身がマイナスになったら間違いです。やり直してください。(`・ω・´)
まとめ
さようなら。