数学が苦手な人の特徴① カッコが使えないと計算で詰む!?
こんにちは
今回の内容は
「数学が苦手な人の特徴①
カッコの取り扱い編」
です。
数学の特に式の計算や展開、因数分解が苦手な人に見られる特徴とその対策をまとめてみましたのでご覧ください。
動画
BGMなし
BGMあり
式の計算ができないと詰む
式の計算、展開、因数分解と複雑な計算になればなるほどカッコとは切っても切れない関係になっていくのですね。
すべての単元で登場するカッコが使えないと、
数学としては詰んでしまっているも同然です。
しかし、
レベルチェック
自分がどれだけカッコに慣れ親しんでいるか確認してみましょう。
以下は解答になります。
ゆっくりスクロールしてね。
全問正解した方はおめでとうございます。
しかし、安心しきらないでください。
なぜ、カッコが重要なのかという理由を説明できますか?
この問題が難しいと感じた皆さん。
どのように対策すればいいかご存じですか?
ここから本題に入っていきますよ。
カッコの種類
内側から小カッコ→中カッコ→大カッコの順番で使います。
カッコの役割①
先ほどの例題をもとに確認してみましょう。
1行目と2行目で赤くなているところが
計算しているところです。
小さいカッコから順番に計算していくことで
途中で迷子になることを予防できます。
カッコの役割②
カッコがついている部分を塊としてとらえることで、視覚的に式が見やすくなるのです。このような塊として多項式を見るというのが定着するまになれば、勝確です。(笑)
さらに、多項式を塊としてとらえるということを意識してみましょう。
これらの計算問題の解答の違いから見ていきましょう。
答えの分子に注目です。
赤字になっている部分ですね。
②のほうはカッコがついているので、多項式の塊が分子に来ていることが分かると思います。
このようにカッコには多項式を塊でみるという役割があるのです。
このブログや動画では、「塊」という言葉を使っていますが、別の言葉に置き換えてもOKです。
例えば「ひとまとまり」とか「ひとつのグループ」とか「セット」とかですかね。自分にしっくりくる言葉を選んでみましょう。
レベルチェックの解答
第3問
第4問
見やすいように並べ替え
何となくでもいいので
カッコは多項式をまとめているという認識を持ってください。
対策法
単純な対策ですが、練習あるのみです。
カッコの含まれた計算問題を数多く解きましょう。
もちろん、大中小様々なカッコが含まれている計算問題が最適ですね。計算の順番に注意しながら解くことです。
そして、答え合わせをするときには、途中式が解答に書いてあるなら、それを目で追うことですね。
次の行に行くときにはどこが計算されているのかをはっきり理解しながら進めていきましょう。それだけでも大きく違うはずです。
まとめ
今回の内容はいかがでしたか?
ただ漠然と計算するのではなく、意識するポイントを明確にすることでよりレベルアップが見込まれます。ぜひ、試してみてください。
ちなミニコーナー
※この部分の詳細な解説は動画をご覧ください。
後半に入っています。
さようなら。
PS.
「カッコ」って漢字で書くよりカタカタで書いたほうがかわいいですよね。私だけ?