鬼滅の刃 第3話 考察 武道で最も重要なことの一つが明かされる。
今回は鬼滅の刃第3話の考察です。
以下、多分にネタバレを含みます。
第2話の記事はコチラ↓
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鬼の説明
冒頭に鱗滝が鬼とか鬼殺隊の説明がありましたね。
こういうアニメにありがちですが、鬼強すぎん?
やっぱり人間側が不利なんですよね。
そうでなくては面白くないんですけどね。
こんな感じで敵がチートなアニメが多いから、
主人公最強系アニメも面白いと感じるんですよね!
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修行日記
修行が始まりましたね。メニューとしては
- 罠をよけながらの山下り
- 刀をもって山下り
- 刀の素振り
- 受け身
- 全集中の呼吸
- 水の型
- 滝行
- 岩切ってみ
くらいでしたかね
この辺から日本刀が登場しているので良きです!
日本刀の絵もきれいでしたね。あの光り方とか反り返りとかが美しいわけですよ。さすが世界最強の武器と言われるだけありますね。
世界各国の武器もいろいろあるんでしょうけど、やっぱり日本刀には武器として必要な殺傷能力とか扱いやすさ、持ち運びの良さなんかに加えて、美しさも兼ね備えているというのは世界に誇れるものなんじゃないでしょうか?
このままだと、日本刀愛をひたすら語ってしまいそうなので
話を戻しましょう。
この修行中のシーンは全体的に回りくどく感じましたね。
炭治郎が禰豆子に日記を書くことにしたみたいですが、この修行シーンではその日記をまんま読み上げているような感じでした。音読してるの? 禰豆子に読み聞かせしてあげてるのかな? 優しいお兄ちゃんですね~。
例えば、映像で見たことを炭治郎が声で説明しているわけですよ。
鱗滝の声で声が聞こえたら鱗滝が話しているのはわかるし、炭治郎が真剣で素手の鱗滝にかかっていく映像を見れば別に説明しなくてもいいじゃないかと思うんですけど、それをナレーションベースで語ってるから「もういいよ」って思いましたね。
日本刀の素振り
修行中のこのシーン。日本刀をまあまあなスピードで素振りしているんですけど、刀って結構重たいよ。
だいたい1.2キロくらいはすると思うんだけど、日本刀の形状が細長いので重心をとることが難しいから、それより重く感じるんですよね。
上手な人は持つ位置とか力加減とかで軽々振ることができるみたいですけど、素人にはとうてい無理な技です。ということはこの時点んで炭治郎は相当な訓練を積んでいるということになりますね。すげぇぜ。
呼吸法
修行の中でも個人的に注目したのは「呼吸」ですね。
こういう武道系のアニメってどちらかというと、技にフォーカスしていることが多いと思うんですよね。でも鬼滅の刃では呼吸を全面的に出しているところが良き良き。
作者の吾峠呼世晴氏は何か武道の経験とかあるんだろうか?
合気道なんかでは呼吸投げという技があるくらい「呼吸」っていうのは重要なんですよね。その呼吸をこの修行シーンでは描いてくれているわけです。
武道では
「息を吸う=すう息」=「隙」ということで
息を吸っている間は隙が生まれ
「息を吐く=はく息」=「覇気」ということで
息を吐くと覇気が出るなんて言われたりしますね。
これは面白くなってきましたよ。
ただ、鬼滅の刃では息を吸うことで全身に酸素を送り込むと言っていたから、吸う息の方を重要視しているのかもしれませんね。
ちなみに、Wikipediaの鬼滅の刃ページには
「呼吸」という言葉が94個ありました。
(※2020年3月現在)
鬼を診る医者
炭治郎が修行しているときに、理由はわかりませんが禰豆子が起きなくなってしまいました。なぜでしょう? きっと、炭治郎が構ってくれなくなったからだな。かわいいやつだな。
確かに起きなくなったら心配しますけど、鬼になってしまっているわけだから医者に見せたところで解決する算段はあったんでしょうか?
というか、人間から鬼になったら臓器とかどうなるの? そのままなのかな。医者が聴診器当てたら「あれ? 人間じゃなくない?」ってならなかったのかな?
このシーンで、医者が首を横に振っているけど
「異常なし」って意味なのか、それとも「わからない」ってことなのか、あるいは「人間じゃない」って意味なのか(笑)
個人的には一番最後であってほしい。
ほかに修行の内容で言うと、罠がガチで炭治郎を殺しに来ているところかな。ナイフトンできたり、落とし穴の底にやりが仕込まれていたりと殺意むき出しでしたね。
でも無事に1年かけて修行を終えたのでめでたしめでたし。
亡霊トレーニング
最終関門である大きな岩を切るという試練が与えられて早半年。一向にきれずにいるところに、錆兎と真菰が登場しましたね。炭治郎のトレーニングに付き合ってくれています。そうとうスパルタですね(笑)
錆兎と炭治郎のバトルシーンは結構キレイでしたね。日本刀の躍動感にテンション上がりましたよ! ワンパターンな太刀にならずにキャラクターが機敏に動きながら格闘するシーンは今後のバトルシーンの期待も上がりますね。ワクワク
このときに真菰から全集中の呼吸の仕組み解説がありましたね。
要は、たくさん酸素を取り込んだら筋力アップが期待できるよ。そのために全身に酸素がいきわたるように呼吸しよう。難しいけど頑張ってという内容でした。
いや、ギアセカンドと同じやないかい!
ちょっと違うのかな。
どちらにせよ、酸素を多く含んだ血液が体をめぐってパワーアップするっていう大枠は同じな気がする。。。けど、まあいいか。
たぶん、腕のびたりしないだろうから、気にしない。
ちないみに、炭治郎は全集中の呼吸の原理を理解できなかった模様。
伏線発言?
錆兎と真菰のシーンでの気になるポイントがあったので紹介。
炭治郎がこの2人にあったときの発言が
- 匂いがしない
- 発言がふわふわしている
- ほかにも子供たちがいて炭治郎を見ている
- 真菰「勝ってね炭治郎。あいつにも」
これらの真意は次回の4話で明らかになります。
こうご期待です!
とりあえず、真菰の「あいつ」発言からは、次に敵が出てくることが予想されますね。その敵が真菰とどういう関係があるのかはまだわからないということにしておきましょう。
名言キターー
この第3話で一番のシーンは錆兎が鱗滝から学んだ技を消化しきれていない炭治郎に向けて言った言葉だと思う。
錆兎
「 何も自分のものにしていない。(中略)お前は知識としてそれ(全集中の呼吸)を覚えただけだ。お前の体は何もわかってない」
「お前の血肉に叩き込め。(中略)骨の髄まで叩き込むんだ」
こういうことよくありますよね~。頭では理解していても体は動かないなんて日常茶飯事ですよ。特に武道とかスポーツやってる人なら身に染みてわかることなんじゃないでしょうか?
事実として、バットの芯ででボールをとらえることができれば飛距離が出るということを知っていても、実際にそれをできるか否かは別問題ってやつですね。
私はこの事実を知っていても、バッティングセンターで全球空振りするほどの腕前の持ち主です。o(`・ω´・+o) ドヤ
別に、技術的な話に限らなくても、例えばやらないといけないことがあるけど体が動かないとかもそれになるんだと思う。頭ではその必要性を理解しているけど行動に移せないってのもただのいいわけで、ほんとは錆兎が言うように何もわかっていないってことなんですよね。
例えば家とか学校で火事になったら誰でも逃げますよね? 火事になったら逃げないと死ぬってことは頭で理解できていて、実際に逃げるという行動をとるわけですよね。
こんな感じで理解と行動がくっついて初めて「わかっている」って言えるんではないだろうか。そして、さらにその行動に結果がついてくると「できる」になっていく気がする。
炭治郎が今はまだ鱗滝の教えをわかってすらいないこと、そしてわからせて、できるようにすること。これらのために錆兎と真菰が登場したのでしょうね。
まとめ
第3話から本格的に日本刀での格闘シーンが出てきたので楽しく見ることができましたね。相変わらず説明が多いですが、それがこのアニメの特徴なのでしょう。そのほうが迷子にならずに見ることができますね。
ただ、今回ほとんど禰豆子が移っていないので不満はあります!
寝てる姿でもいいからワイプで映してくれないかな。
うん。邪魔だな、知ってる。
どうでもいいけど
このシーンで、岩の周りに雪が積もっていないのはどうして?
確か鱗滝に案内されてここまで来たから、
さっきまで誰もいなかったはずなのに。。。
鱗滝がきれいにしてくれていたとかだったら
ぜひそこも絵にしてもらいたいものです。
それでは
さようなら