やはり俺の考察ブログはまちがっている。(アニメ・数学)

気の向くままに、気になる事の考察をしています。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 11話(後半。続) 考察

やっはろー

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」2期11話(後半。続

の考察をしていきます。

 

 以下多分にネタバレを含みます。

 

 

蝶々結び

 

今年のマラソン大会も葉山が優勝です。ほんと、すごいな。表彰台でのシーンは葉山三浦いろはに名指しでお礼を言ったことで、雪ノ下との噂は亡き者になりました。でも、そんなことしたら三浦とかいろはと噂たちそうじゃない? 

 

この場面で気になったのは、いろはのセリフ。拍手越しで聞こえずらかったのですが、ラノベによると。

「2位以下は別にいらないですよねー?」

 

*1

「いらない」っていうのは拍手とか表彰とかのことを言っているのであって、2位以下の連中は不要という意味ではないですからね! 別に悪気があったわけではないと思うんですよ。

 

ただ、今年も1位になった葉山を祝福したいという気持ちが前面に出すぎてしまっただけなんですよ。・・・ひいきじゃん。ただのひいきじゃん。。。

 

一方、比企谷は祝福ムードの会場を後にして、一人保健室に向かいます。そこで雪ノ下とばったり。体力がないので棄権させられたんだとか。

 

比企谷がけがの手当てをしようとすると、雪ノ下が代わりにしてくれます。この場面では以前のように雪ノ下比企谷を罵倒しているので、関係の修復がうかがえます。

 

比企谷をディスっている雪ノ下の言い方が楽しそうなんですよね。語尾が上がっているというかトーンが上がっているよう聞こえます。

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奉仕部の三角関係

*2

ケガの手当てをしてくれているので自然と距離が近くなるんですよね。最初は近づかないように目をそらしていた比企谷ですが、「できた」って言われると見ちゃいますよね。それでそのまましばし見つめあう二人。

 

見つめあ~うと~♬ 

すな~おに~♪ 

おしゃ~べり~♩ 

でき~なぁ~い~♫

をアニメで見れた瞬間です。

 

いつまでも見つめあっているわけにはいかず、我に返った比企谷が保健室から出ようとするとそこには由比ヶ浜の姿が。一瞬だけ落ち込んでいるような表情をしていましたね。たぶん比企谷雪ノ下のやり取りを聞いていたんだと思います。

 

保健室に入ろうとした由比ヶ浜は中に2人がいることに気づく。保健室の中からは2人の楽しそうな会話が聞こえてくる。以前のようなお互いに冗談を言い合える関係に戻れたことに安どする気持ちがあったのでしょう。その気持ちだけなら、何も気にすることなく入って行けたかもしれません。

 

しかし、楽しそうな会話が途切れ、一瞬沈黙が流れます。由比ヶ浜からすればなんで急に会話がなくなったのか、何のための沈黙なのか不安で仕方ないでしょうね。だから、保健室に入ることをためらっていたのではないでしょうか。

 

ちなみに、この場面で雪ノ下の進路は文系と明かされていました。1期では理系と言っていたのに変わったんですね。

 

打ち上げ

打ち上げの席で葉山比企谷雪ノ下で会話していました。雪ノ下の明るい表情や言動を見て、葉山は「変わった」と言っていましたね。

「なんかすっごい鳥! 超丸焼いてるの!」

「やっぱり彼女は少し変わったな・・・。もう陽乃さんの影は追っていないように見える。・・・けど、それだけのことでしかない」

「いいんじゃねぇの、それで」

「気づいてないのか」

 

*3

由比ヶ浜のセリフは料理に対して小学生並みの感想しか持ち合わせていないところが気に入ったので載せてみました。

 

アニメで聞いたときはまさか、「超丸焼いてる」って言ってないよな? って思っていたけど、実際言ってた。たぶん、由比ヶ浜=小学生

 

葉山の「変わった」というセリフは事実なんでしょうが、あまりその後の口調からすると手放しで喜べるものでもないみたいですね。

 

おそらく、陽乃ではなく比企谷のことを追いかけるようになったと言いたいのではないでしょうか。誰かを追いかけること自体に変わりはないから、同じ結果を招きかねないことを危惧しているのかもしれません。

 

会話の続きで、葉山が進路を言わなかった理由を言っていました。

「それしか選びようがなかったものを選んでも、それを自分の選択とは言わないだろ」

(中略)

「それでも・・・俺は選ばない、何も。それが一番いい方法だと信じてる」

 

「自己満足だよ」

 

*4

家の方針か何かですでに進路が確定していたのでしょう。だから、葉山にとっての文理選択は選択ですらなかったということですね。

 

それと、選ばないという選択をすることをみんなが求めているからではなく、自分が望んでいるからと考えるようになった。それはつまり自己満足であるということを認めたんですね。

 

比企谷と接していくうちに変わったのか、もとからそういう考えだったのかはわかりませんが、少しは肩の荷が下りたような印象を感じました。

 

 予告

 今回も予告部分はラノベに書かれてあるやり取りからとってきたものでしたね。マラソン大会中に、葉山の進路を聞くという依頼をなんとか解決した風の奉仕部と三浦たちが打ち上げに向かう様子が描かれています。

 

それにしても現代の高校生はこんなに打ち上げするのかね。もしかして、今も昔も変わらず打ち上げなるものは行われていたけど、呼ばれてないだけ・・・とかだったりして。

 

ま、呼ばれてもいかないんだけどね! とか一応書いておこう。

 

さて、その予告の中で気になった部分がこちら。

「めんどいのも含めて、さ」

「やっぱいいって思うんじゃん」

「そっか、それで、いいんだ。もっと簡単でよかったんだ・・・」

 

*5

三浦の直球な言葉に由比ヶ浜は何か気づかされたようですね。今後の展開に由比ヶ浜の大胆な動きが予想される予告になりました。

 

それでは

 

さようなら

 

*1:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 10話

*2:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 10話 

*3:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 10話

*4:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 10話

*5:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 10話