やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 12話(前半) 考察
やっはろー
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」2期12話(前半)
の考察をしていきます。
以下多分にネタバレを含みます。
答え合わせ
11話で陽乃から出された宿題の答え合わせのために呼び出された比企谷。陽乃と一緒にいるのが苦手なのか迷惑そうに受け答えする様子がうかがえます。
その宿題というのは、雪ノ下の進路を聞くというのも。実際、比企谷はその宿題をあっさりやり遂げましたが、陽乃には言いませんでしたね。
もちろん雪ノ下の進路がどっちなのかは気になったともいますが、比企谷に進路を教えたかどうかの情報も欲しかったのではないでしょうか。
そのために、わざわざ「答え合わせ」なんて言って、進路が知りたいと思っていると意識を向けさせたとしたら? この手法をどこで使うかはわからないけど参考になります。
もう一つきになるやり取りを発見。
陽「雪乃ちゃんにずいぶん信頼されてるんだね」
比「・・・信頼っていうか、そういうんじゃないでしょ、あれは」
陽「なーんだ、自分でわかってるんだ。そう、あれは信頼とかじゃないの。・・・もっとひどい何か。何も変わってない。それでいいと思っているのよねー、あの子は。それがまぁ可愛いところでもあるんだけど・・・、そこがすごく気に入らない」
比「信頼じゃないなら、なんなんですかね」
陽「さぁ? ただ、少なくとも・・・、それを本物とは呼ばない・・・、君の言葉だったね」
「本物なんて、あるのかな・・・」
雪ノ下と比企谷の関係を信頼と言わないならなんというのでしょうか? 恋愛? 友情? それともほかの何かなのか。「もっとひどい何か」って言っているのでそんなありふれた関係ではないことは確かですね。
それと、「本物と呼ばない」というところからも今の関係が比企谷の求めたものではないことがうかがえます。比企谷はいまがどんな関係なのかわかっていない様子ですが、陽乃からはわざとはぐらかしているような雰囲気を感じます。
そして、最後の言葉「本物なんて、あるのかな・・・」っていうのは陽乃の本心な気がしますね。本物の存在を疑っているからこそ、それを求める比企谷にちょっかいをかけるのではないでしょうか。
陽乃は本物なんてないと思っている。そう思うようになってしまった。もちろん「本物がない」というのが真実かどうかはわかりません。でも、少なくとも陽乃はないと信じている。
本物がないならそれに対応する偽物もないことになりますよね。そもそもの表裏の概念がないからすべて表ともいえるし裏ともいえる。
そう考えると、このセリフには「偽物」の存在を疑う言葉にも聞こえます。
チョコっと
学校ではバレンタインを前に男子たちが浮かれています。特に戸部。戸部のあからさまなアピールに三浦の舌打ちが炸裂。でも、葉山は基本的に受け取らないみたいですね。これもみんなの葉山としての選択なんでしょうか。
それを聞いた三浦はちょっとびっくりしていますね。たぶん友チョコとか言いながら渡そうとか考えてたんだろうな。乙女だな~三浦。
びっくりしてしまったことを悟られないようにか「手作りは重い」とか言っちゃってましね。それに反応するのが由比ヶ浜です。1期1話を思い出します。
教室を出ていく比企谷を目で追ていましたが、この状況を見ると比企谷も三浦の言葉を聞いていた可能性がありますね。というか聞いていたので、同じく由比ヶ浜の手作りクッキーを思い出していました。
決意
先に部室に向かった比企谷を追いかけて由比ヶ浜が合流します。その道中で比企谷が由比ヶ浜に暇な日を聞いていました。急にそんなことを聞かれたので動揺していましたね。
しかも、由比ヶ浜は「だいたい暇」って答えてました。いろんなとこ遊びに行って忙しいのかと思っていたらそうでもないみたいですね。
しかし、手放しに喜んでるわけでもないみたいです。
誘われたんだから喜んでるのかと思いきやそうでもないんですね。思いつめたような表情をしています。なにか引っかかるものがあるのでしょうか。
それと、比企谷が誘った目的とは何だったのか? これをここで書いてもいいのですが、ラノベを読んでいただきたい気持ちもある。
ヒントだけ書くと、比企谷も積極的になってきたということでしょうか。これはもうほとんど答えな気がする。
今回はこの辺で
さようなら