やはり俺の考察ブログはまちがっている。(アニメ・数学)

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 7話(前半。続) 考察

やっはろー

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」2期7話(前半。続)

の考察をしていきます。

 

 以下多分にネタバレを含みます。

 

 

嘘も方便

 

部室では比企谷が早退する旨を伝えるために、雪ノ下由比ヶ浜に呼び掛けています。声をかけられると2人とも居住まいを正しています。

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比企谷に視線を向ける由比ヶ浜と雪ノ下

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由比ヶ浜は廊下での会話で比企谷が早退したいということとその本当の理由を知っています。だから、2人に声をかけたとき、それを言ってくれるのかと期待して姿勢を正したのでしょうか。

 

雪ノ下比企谷がわざわざ話しかけてくるということは、何か大事なことがあると思って背筋を伸ばしたのかもしれないですね。

 

でも比企谷の口からは「小町」が出てきたので、本当の理由は表向き隠されたままになりました。もとより言うとは思えないですけどね。

 

その時の由比ヶ浜の様子を見ると、別段ガッカリしている描写はなかったので、比企谷が本当の理由を言ってくれることを期待していたっていうのはハズレっぽいですね。

 

比企谷としてもいろはが依頼に来た時に、建前を使って雪ノ下から遠ざけたので今更事実を伝える必要性はないです。なんなら、隠したままにしておきたいはずです。

 

比企谷の申し出を受け入れた雪ノ下の微笑は、やっぱり生徒会選挙の一件より前のものとは異なるものでしたね。その様子を見てか比企谷の眉毛がピクついていました。

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乾いた微笑みを浮かべる雪ノ下

*2

雪ノ下の発する言葉の一音一音に覇気がないような感じがします。以前のような、美しくもありながら楽し気で無邪気な笑顔を早く取り戻してもらいたいものです。

 

 いい奴は誰か?

3回目の茶ba・・・合同ミーティングです。なぜがいろはがいないので生徒会役員も困惑しているみたいですね。初めて書記ちゃん(メガネちゃん)の声を聴いた。

 

メールはしたみたいだけど音沙汰なし。ここでもいろはと生徒会役員との距離が浮き彫りになっています。電話するとか呼びに行くとかしてあげてよ。

 

そんな役員の代わりに比企谷が学校まで探しに行くことに。サッカー部をのぞいている比企谷に気づいた葉山と立ち話をしているようですね。ここでも意味深な会話が繰り広げられています。

「頼られたら断らないからな、君は」

比 

「そういう部活だからな。断る理由もとくにねぇよ。お前と違って暇だし」

「それだけか?」

比 

「・・・何が言いたい。だいたい、お前だって断らないだろ、別に部活じゃないのに」

「どうかな・・・。・・・俺は君が思っているほど、いい奴じゃない」

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比企谷を射抜くような視線を送る葉山

*3

 毎回思うんだけど、葉山ってエスパーなの? 比企谷いろはの手伝いをしていることを知っただけで、何か理由があるということを見抜くのはチートだよ。

 

修学旅行のときも生徒会選挙のときもなんだかんだ奉仕部と接点のあった葉山だから気づけたのかもしれないが、比企谷の性格を理解していないとここまで真剣な顔で革新もって聞けないと思うんですよね。

 

それと、葉山の最後のセリフ。別に比企谷葉山のことを「いい奴」なんて言っていないとかツッコみたい部分もありますが置いておきましょう。

 

葉山のいう「いい奴」とはどんな人物像なんでしょう。仮に、「いい人=他人のために、他人のことを思って行動できる人」とした場合、葉山は自分自身のことをそう評価していないことになります。

 

「他人のために、他人のことを思って」とはどういうことなのでしょうか? 自己犠牲の精神がいい人につながるのでしょうか? 

 

以前、葉山比企谷の行動を見て「自分を犠牲にしている」と評していました。これを踏まえると、葉山の思い描く「いい人」とは比企谷のように自分犠牲をいとわない存在なのかもしれません。もっとも、比企谷は自己犠牲を否定ましたが。

 

 コンビニ袋

コミュニティーセンターから戻った比企谷は、無事にいろはと会うことができたようですね。この日はどこか落ち着いた様子のいろはがきになりました。声のトーンもいつもみたいなキャピキャピルンルンウッキウキって感じではないんですよね。

 

気になったのは、横断歩道でのシーン

比 

さしあたっては、そのコンビニ袋を持つことくらいしかできないが。

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ならんで話すいろはと比企谷

*4

 小さいのでわかりずらいですが、比企谷いろは側に体を傾けてまで話しているのがわかります。何を話しているのか気になりましたが、ラノベにヒントがありました。

 

いろはと会ったときに比企谷はいつも通り袋を持とうとしていました。でも、落ち着いた様子で断られている。比企谷のことですからいろはの元気がない様子には気づいているでしょう。

 

なのでたぶん、「やっぱり袋持つ」って言ってるのかもしれません。そう考えると、ラノベ比企谷のモノローグにも納得がいきます。

 

いろはを生徒会長にしてしまったことがこんな困難な状況につながって、比企谷も責任を感じているのでしょう。

 

・・・なんて考えてましたが、よく見ると普通に比企谷がコンビニ袋持ってるじゃないですか! 考えなくても、もう答え出てたんだ! ・・・なんか、すいません。

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コンビニ袋は比企谷の手に

*5

比企谷の体が傾いていたのはいろはの持つコンビニ袋に手を伸ばしていたからなんですね。細かい描写ですね~。

 

紳士的な振る舞いが見れたところで、

今回はこの辺で

 

さようなら。

 

*1:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話 

*2:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話 

*3:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話

*4:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話 &9巻

*5:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話