やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 11話(前半) 考察
やっはろー
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」2期13話(前半)
の考察をしていきます。
以下多分にネタバレを含みます。
クッキー
部室でのシーンから始まりました。先日のママのんの振る舞いを誤っていましたね。雪ノ下の謝罪モードの空気に引きずられないように由比ヶ浜と比企谷が気を使っている様子がうかがえました。
会話もほどほどに雪ノ下がクッキーの準備をしているところでのやり取りが印象的でしたね。
雪ノ下が昨日の晩に作ったと言うと由比ヶ浜は比企谷の方を気にしているしぐさが描かれていました。でも、よく見てみると由比ヶ浜が比企谷を気にしているというよりか、雪ノ下が比企谷の方をちらっと見たからつられて由比ヶ浜も見たような感じでしたね。
左上の雪ノ下は由比ヶ浜を見ていますが、右上では視線がそれています。ということは奥にいる比企谷を見ているのでしょう。それにつられて左下の由比ヶ浜は比企谷を確認しようとしていますね。
由比ヶ浜に「比企谷の分は?」と聞かれて、恥ずかしそうに自分の分であろうクッキーを渡していましたね。それを見届けた由比ヶ浜の表情が右下です。
最初、この表情の意味が分からなかったのですが、改めて考えてみると、由比ヶ浜は雪ノ下が比企谷にチョコを渡すと思っていたのではないでしょうか? もちろんこの段階では由比ヶ浜の憶測です。
自分たちにはクッキーだけど、たぶん比企谷用のチョコを作っているだろうと思ったから、「比企谷にはないの?」と聞いたのかなと思いました。
それでも、渡さなかった雪ノ下を見て画像右下のような表情をしたのだと思います。この時の由比ヶ浜の気持ちは、渡したくても渡せない雪ノ下を気遣っているような感じでしょうか。
確信
部活も終わって学校前で別れる前、雪ノ下の挙動不審な振る舞いによって、比企谷のためにチョコを作っていることが確信に変わります。
比企谷に渡そうとしているのになかなか渡せない様子を見た由比ヶ浜は先に帰ろうをします。そらそうですよね、あまり見ていて気分がいいものでもないですし。その選択は正しいように思います。
でも、雪ノ下はそうでもないみたいです。
めったに見ない困り顔ですね。口の形と眉毛でこうも印象が変わることに驚きです。モジモジしている雪ノ下も由比ヶ浜に先に帰られると困るのでしょうが、由比ヶ浜もお邪魔になるとわかってるのに、そんな顔されたら困りますよね。
ママのんの使い
困り果てている3人のもとに登場したのが陽乃です。ママのんに言われて雪ノ下を迎えに来たようですね。その時の陽乃の発言で印象的だったのがこちら。
陽「・・・雪乃ちゃんに自分なんてあるの?」
(中略)
「雪乃ちゃんはいつも自由にさせられてきたもんね。でも自分で決めてきたわけじゃない」
「・・・今だって、どう振る舞っていいかわかってないんでしょ?」
この発言は結構なヒントになりそうですね。これまでは陽乃がどうするのかを見て自分の行動を決めてきた雪ノ下にとっては、追いかける対象が必要だということでしょう。
だから、今のチョコを渡しあぐねている状況も、どう渡していいかの見本が欲しかったから、由比ヶ浜が先に帰ると言い出した時には困った表情をした。もちろん、どうやって渡すのかなんて聞くものではないことは雪ノ下もわかっているから、本当にどうしていいかわからずにいる。
雪ノ下に向かって畳みかける陽乃の様子を見て、さすがに比企谷が止めに入りますがあしらわれていましたね。でも、由比ヶ浜が言うとあっさり引き返していました。
やけにあっさりしていたので気になりましたが、雪ノ下が帰ってくるという確証があったのが陽乃のセリフからうかがえます。
ママガハマ
雪ノ下の母はママのんで由比ヶ浜の母はママガハマっていうのが気に入ってます。(笑)ゴロがいいですよね。
由比ヶ浜の提案で由比ヶ浜宅にお邪魔することになった一行。なぜ比企谷も一緒にいるんだ! 女の子の部屋に行くなら雪ノ下だけでも良かったのではないかという思いはありましたが、ママガハマのテンションは上がってましたね。
絶対、由比ヶ浜が楽しそうに2人の話を家でもしてるんですよ。それをママガハマも聞いてるから「やっと会えた」的な感じでうれしいんでしょう。特に比企谷のことを話している由比ヶ浜が楽しそうなんでしょうね。
たぶん、ママガハマは、由比ヶ浜が比企谷のことを気にしていると気づいているのではないでしょうか。そらテンション上がるな。
ちなみに、ママガハマが部屋から追い出されるときサブレの鳴き声がかすかに聞こえましたね。細かいな。
由比ヶ浜とガハママの関係をうらやましく思う雪ノ下ですが、ママのんは相当手ごわそうなので単純に仲良くとはいかないでしょうね。陽乃もいるからよけに難しそうです。
会話もそこそこに秒で帰ろうとする雪ノ下。さっきママガハマがお茶持ってきたところなのにもう帰るんだって感じです。(笑)
でも、由比ヶ浜の提案で泊まることに。比企谷にも泊まる理由を与えられたので、それを陽乃に電話で伝えます。しかも、比企谷の言葉をそのまま伝える形で。
これには由比ヶ浜も比企谷も驚いていましたね。びっくりしている様子はアニメをご覧ください。画像だとビクッっていう動きが分かりずらいですからね。
一方の陽乃は電話越しですがすべてを悟ったようですね。学校前の会話でも「自分で決めてきたわけではない」と言っていましたから、今回も比企谷の助言があったのだと見抜いたようです。
陽乃は電話越しに比企谷へ「やさしい」と言っていましたが、その優しさは雪ノ下に追いかけるものを示してあげていることに対する皮肉に感じました。
決心
雪ノ下が泊まることになったので、もちろん比企谷は帰ります。帰ってなかったらいろいろおかしいよね。
その晩の会話で由比ヶ浜は決心したことを伝えていましたね。「やりたいことがある」と明確に雪ノ下に伝えていました。
その「そのやりたいこと」に次いで言われたのが「デートしよう」だったので雪ノ下が戸惑っていました。そら、急に言われたら戸惑うよね。でも、決着が近いことを予感させますね。
今回はこの辺で
さようなら