やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 12話(後半) 考察
やっはろー
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」2期12話(後半)
の考察をしていきます。
以下多分にネタバレを含みます。
らしい言動
三浦と川崎が帰った後もいろはだけは残っています。もう奉仕部の一員ってことでいいんじゃないの? でも、由比ヶ浜のときもなし崩し的な入部を雪ノ下は認めていないから、今回もないだろうな。
それに、いろはもそこまで求めていなさそう。暇なときにお茶飲みに来るくらいにしか思っていないだろうな。なにそれ、いいように使われてるだけじゃないか。
会話の中で葉山のことを気遣う由比ヶ浜に対していろはが「結衣先輩らしい」といったのに対して、由比ヶ浜本人は納得してない様子です。
おそらく、何をもって「結衣先輩らしい」と言っているのかは由比ヶ浜も察していることだと思います。葉山のことも考えてあげるあたりは優しいということを指しているのでしょう。
でも、由比ヶ浜は自分が優しいだけではないと思っているのではないでしょうか。だから「らしい」という言葉を懐疑的にとらえている。周りの評価と自身の評価がずれているとき、どう行動していいかの踏ん切りがまだつかないようですね。
会長権限
奉仕部の依頼に関しては比企谷があっさり片付けちゃいましたね。葉山がチョコを受け取るという状況を肯定できるような大義名分があればいいということでしたね。よく思いついたな。
そのヒントを得ていろはは会長権限で副会長に命令します。電話でのやり取りの第一声は明るかったのですが、次の瞬間から一気にトーンが下がっているのが笑えましたね。たぶん、ごねられたんだと思います。
そら、いきなり企画書出せとか言われたら文句の一つも言いたくなるよね。副会長、ドンマイ。
そういえば、ドンマイって「Don't maind」からきた言葉らしいですが、同じ意味で「Never mind」ってのがあるみたいですね。この場合は「ネンマイ」とかになるのかな。
いろはの提案はチョコ作りの依頼に来た人で料理教室を開いて、葉山をはじめ男子数名を呼んで試食してもらうというもの。
もちろん、由比ヶ浜も料理をする側として参加しますが、雪ノ下の保護観察下におかれますし、比企谷は味見要員。
策士
いろはの急な立案に振り回される一行ですが、なんとかお料理教室開幕です。会場に行くとなぜか玉縄の姿を発見。いろは曰く、むこう(海浜総合高校)からも予算を引っ張ってくることが目的みたいですね。
自分の目的のためならそこまで考えて行動できるってすごいし、末恐ろしいな。さすがの雪ノ下も感心してましたしね。
ちなみに玉縄は今まで通り横文字大好きなことに変わりなかったです。それと、折本もこの料理教室に参加しているので、何か起こりそうな予感。ワクワク。
そしてもう一人、陽乃も参加します。いろはが呼んだんですね。本と余計なことしますね。それにしても、陽乃は理系の大学生なのに高校生のイベントに参加するなんてどれだけ暇なんだよ。
お料理教室
楽しそうな調理場面はアニメをご覧いただくとして、気になったところをピックアップしていきましょう。
まずは、葉山のセリフから。
葉「これならみんな・・・、自然に振る舞える」
この料理教室が始まったきっかけは三浦の依頼からでした。その背景には葉山が女子の争いを避けるためにチョコを受け取らないことがあるんですよね。
だから今回のイベントでは、試食という大義名分ができるから葉山もチョコを受け取れる。しかも三浦やいろはも同様に葉山にチョコを渡せるのです。そういう意味で自然に振る舞えるといったのでしょう。
でも、「みんな」とも言っているので、葉山は自分たちだけでなく奉仕部も含めてのことを言っているのだと思います。それを表すかのように、その時のシーンでは会場に来ていた人を順番に移していましたね。
もう一つは、いろはにフラれるところ。
い「甘いものだけに甘い言葉をささやけば行けるんじゃないかとかちょっと考えが甘いので出直してきてくださいごめんなさい」
何度目の玉砕かっていうくらいフラれてますね。しかも勝手に。ま、ここまで来たらネタだな。
お次は、折本の発言に対するみんなの反応
折本が比企谷にチョコを上げるといったときに反応したのは、由比ヶ浜、雪ノ下、いろは、川崎、そして玉縄。
女子は比企谷に対して反応したのでしょう。なら玉縄は、折本に反応したのですね。つまり狙っているということです。
ラノベでは玉縄が無駄に比企谷を意識して攻撃しているシーンがあったので面白かったですね。
折本の何気ない一言で反応している女子たちに追い打ちをかけるかのごとく陽乃の余計な一言が炸裂します。
陽「そういえば、隼人は昔、雪乃ちゃんから貰ったよね」
この発言にも反応する女子たち。ただ、雪ノ下と由比ヶ浜は比企谷の反応を気にしていましたね。おそらく陽乃はそういうところを見て、楽しんでいるのだと思います。
一方の比企谷は、無反応を装ってますね。変に反応して特定の誰かと目があったりしたらバツが悪いですからね。
陽乃の発言を受けても動揺していないのが1名、葉山です。小さいころの話として「陽乃と一緒にもらった」と付け足すことで、ただの幼馴染の思い出話にすり替えていました。
こうもそつなくこなされると陽乃としては面白くないのか、その場を後にします。残された葉山の表情は沈んでいます。
この時の葉山は何を考えているのでしょうね。
いつものようにかき乱す陽乃にあきれているのか、自分に対しては興味がないことさみしく思っているのか。
それとも、これまで葉山は雪ノ下は好きであるという前提で話を進めてきましたが、これが間違いで、実は陽乃のことが好きだったら? 自分に無関心な態度をとられると落ち込みますよね。
どっちなんでしょうかね。いまのところ陽乃が本命っていう線は薄いと思っています。
動揺
葉山に飽きた陽乃が選んだ次の標的は雪ノ下です。「チョコを誰にあげるのか」なんて聞いていますが、陽乃の目的は「誰に」を聞きたいのではなく、「あげるか否か」を確認したかったんですね。
それさえできれば「誰に」なんて聞かなくてもわかりますもんね。そんなことを言われると雪ノ下も動揺してボールを落としていました。
珍しいミスに本人が一番動揺していましたね。そのボールを拾おうと比企谷と同時に手を伸ばしてまたもや動揺、しかも2人そろって。
由比ヶ浜が茶化しながら入ってきますが、そのあとの表情をみると2人が動揺していたことに気づいたみたいですね。
そんな様子を見ている陽乃の表情からは「まったくもっておもしろくない」という感情が感じとれます。
コミカル回かと思いきや
雲行きが怪しくなってきたので、
今回はこの辺で
さようなら