やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。1話(前半) 考察
やっはろー
さて、今日から本格的に
アニメ
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」第1話(前半)
の考察を行っていこうと思います。
それではお付き合いください。
以下多分にネタバレを含みます。
導入部分
アニメのスタートは、主人公である比企谷八幡の語りから始まります。
その内容を一言でまとめると
「青春とは嘘であり、悪である。(中略)青春を楽しむ愚か者ども砕け散れ」
といったところでしょうか。
一般的には美しいとされる”青春”に敵意むき出しなところから
主人公がひねくれていることとがわかりますね!
ここまで敵意満々だと逆に意識しすぎている
ような気がしなくもないです。
強い否定は肯定、裏の裏は表みたいな感じで。違うか。
雪ノ下雪乃とご対面
冒頭の語りは、比企谷の現国の担当教師である
平塚静からでた課題だったわけです。
まぁ、あんな斜め下な語を自発的にされると一般ピープルは
「うわっ」ってなりますわな。
課題だったとしても「うわっ」ってなるか。
でも、私は妙に納得したというか面白かった。
この部分があったからこそこのアニメ見てみようと思った
といっても過言ではない。
そんなこんなで、
平塚先生に連れられて、比企谷は奉仕部へ入部することに
そこで雪ノ下とご対面ですが、
どうも印象はよくなさそうですね。
比企谷の目が腐っているのも原因の一つでしょうが、
雪ノ下の警戒心マックスなのも気になります。
にしても、比企谷の目は三白眼すぎないか?
目つき悪いどころの騒ぎじゃないよ
ちゃんと見えてますか?
視野ありますか?っていうレベル。
この奉仕部での場面で、比企谷の性格が垣間見れましたね。
ふと甘酸っぱい思い出(トラウマ)がよみがえる。(中略)二度とあんな思いをしなくてすむためには、嫌われしまうのが一番早い。
この部分ですね。
比企谷の中では、
女子=YAKARA(輩)なんですね(笑)
ただ、この発言には共感できる。
嫌われているとわかっているなら無理にかかわる必要もないし、
業務連絡だけしていればいい。
だれかに好意を持たれたり、自分が好意を持ったりすると、
その好意を損なわないように関係を維持していく必要がある。
(そう思ってしまうんです。)
その代表的なものが”友達”というものなのではないか?
曖昧な言葉であるからこそ、自分たちが友達であるかどうかの
確認をしなくては不安で仕方がない。
そんな不安定なものなら別にいらない
とか考えちゃう。
これって、比企谷と同じこと考えてたりして~
アニメの主人公と同じ思考とか自分も
「RPG自分」の主人公なんじゃないかと思う。
・・・RPG自分の登場人物は自分だけでした。
ともあれ、そんな思考かどうかはわかりませんが
(あくまでも考察)
雪ノ下に威嚇して撃沈。残念でした。
雪ノ下 VS 比企谷
強制的に奉仕部へ入部させられてしまった比企谷と
その比企谷の更生を依頼された雪ノ下のやり取りがはじまるパート
初対面の人に向かってあんなにズケズケといえる雪ノ下さん強い。
それに、とっさに言葉が出てくるのは羨ましい。。。
ここでは、新たに2人の性格がわかりました。
雪ノ下は自分の容姿について美しいという自覚はあるみたいです。
まぁ、かわいいのに「ぜんぜんかわいくないよ~」とか言われるより
コッチの方がすがすがしいですね。
それに、比企谷ってコミュ障ではなさそう。
だって、雪ノ下は成績でも容姿でも学校で超目立ってる生徒なわけです。
私なら、まともに会話できないんじゃないか?
話始めるときに「デュフォッ」とかなんか変な音出ちゃいそう。
そんなやり取りの中でとりわけ印象的だったのがこの部分
比
「変わるだの変われだの、他人に俺の自分を語られたくないんだっつの」
雪
「あなたのそれは逃げでしょう」
比
「変わるってのも現状からの逃げだろ。どうして今の自分や過去の自分を肯定してやれないんだよ」
雪
「それじゃあ・・・それじゃあ悩みは解決しないし誰も救われないじゃない」
アニメの演出もあってか雪ノ下の最後の言葉には迫力がありましたね。
きっと実体験から来たのでしょう。
比企谷も少したじろいでいます。
比企谷と雪ノ下は根本的に考え方が違う。
真っ向から対立しているタイプ。対極の人間なのでしょう。
比企谷は今や過去の自分を認めて、そこから学び今のひねくれた性格になった。
一方、雪ノ下は過去の自分や今の自分に納得いってない.
悩みがあったらそれに真正面から向き合い乗り越えていくタイプなんですね。
最後の言葉からも、雪ノ下がなぜ奉仕部にいるのかを考えさせられます。
彼女のことですから”ヒマだから”なんて短絡的な理由でなないでしょう。
きっとそうでしょう。そう祈っている。
1話の後半で由比ヶ浜結衣が出てきますが、
そこでの2人のやり取りにもこういった部分が見て取れます。
長くなったのでその辺は次回にしましょう。
さようなら。
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