やはり俺の考察ブログはまちがっている。(アニメ・数学)

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 3話(後半。続) 考察

やっはろー

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」2期3話(後半。続)

の考察をしていきます。

 

 以下多分にネタバレを含みます。

 

 

 

巻き込み事故

 

比企谷が総武高校ならば葉山を紹介するように迫る折本たちですが、比企谷が連絡先を知っているわけもなく断ります。しかし、呼ばれてないのに陽乃が出てきて連絡しちゃいました。

 

それにしても、葉山の扱い雑いなー。葉山葉山で「ここに来い」って言われただけでちゃんと来るあたりが偉い。というか下部。

 

それに、何も知らされずに呼ばれた上に、初対面の女の子2人と会話できる葉山はすごい。常人にはまねできない。あっ、そもそも常人が初対面の女子2人からご指名かかることがないですね。

 

折本たちが帰った後、葉山の顔から笑顔が消えています。

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隼人のジト目

*1

葉山のジト目はレアですね。陽乃に対して敵意を感じますが、当の陽乃は一切気にすることもなく「面白そう」と言ってのけます。暇つぶしにしては手が込んでいますね。

 

というか、陽乃は友達との待ち合わせまでの時間つぶしなんでしょうけど、比企谷と喋って葉山呼びつけて、プチ合コンしてって何時間つぶす予定だったんだ。暇人なのか?

 

そんな陽乃の「面白そう」という理由に対して葉山は慣れっこみたいですね。「またそれか」と言って受け流しています。陽乃に対してあきれているというか諦めているというか、自分の力が及ばない存在であると思っているみたいですね。

 

葉山に呼び出した経緯を説明している陽乃が楽しそうなのも印象的でしたね。とくに、「昔、比企谷折本を好きだった」というはなしをするときの声がウッキウッキでしたね。さすがは声優さん、中原麻衣氏!

 

そして、この時も陽乃雪ノ下の名前を出していました。

「雪乃ちゃんが知ったらどんな顔するかなぁ・・・」

 

*2

陽乃にはいったいどこまで見えているのでしょうか。大学生であって雪ノ下とも別居している陽乃は、比企谷雪ノ下の様子を知る機会なんて限られているのにも関わらず、ここまで確信を持った発言ができるのが不思議ですね。

 

陽乃と出会ったのは、1期で比企谷雪ノ下が買い物に出かけているときにですが、そのときすでに確信していたのでしょうか。そんなに雪ノ下が男と外出するのが珍しかったのか、それともその時の二人のやり取りがこれまでの男子とのやり取りとは異なったものだったのでしょうか。

 

どちらにせよ、陽乃雪ノ下比企谷をくっつけようとしているみたいですね。

 

この場面で気になったのがもう一つ。

「・・・君は、陽乃さんに好かれているんだな」

「アホか。あれはからかってるだけだろ」

「あの人は興味がないものにはちょっかい出したりしないよ。・・・何もしないんだ。好きなものをかまいすぎて殺すか、嫌いなものを徹底的につぶすことしかしない」

 

*3

 これは葉山から見た陽乃の性格ですね。陽乃は自分の興味を最優先に生きている人なのでしょう。ある意味でサイコパス。いや、”ある意味で”なんて回りくどいことを言わなくても完全にサイコパス

 

好きなものを構いすぎて殺すっていうのは、比企谷雪ノ下のことを言っているのでしょうか? もしかするとこの言葉は「陽乃に殺されるな」という葉山の忠告なのかもしれません。

 

もう一方の「嫌いなものを徹底的につぶす」っていうのは今までであったのかな? そこまで徹底してつぶしているような様子は感じ取れなかったんですがね。

 

文化祭では相模が餌食なっているような気がしましたが、嫌いというより興味ない部類に入っていそう。今後出てくるのか楽しみです。

 

もしかして、陽乃葉山のことが嫌いだったったりして。だから、こうやって「面白いから」という理由で呼びつけているみたいな? この部分は要観察ですね。

 

平行線は変わらず

翌日の学校でのやり取りです。下駄箱で比企谷のことを待つ由比ヶ浜は元気がなさそうですね。というか、荷物多くない? 何入ってるの?

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しょぼーんとゆいゆい

*4

 選挙に関しての話をするので比企谷も来るように誘っていましたね。やっぱり優しい由比ヶ浜でした。最初は行かないと言っていた比企谷ですが、由比ヶ浜の話を聞いてい行くと言うと、由比ヶ浜の表情もパッと明るくなっていましたね。やっり元気が一番です。

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うれしみのゆいゆい

*5

部室に来てくれることで仲直りのきっかけに繋がればと思っているのかもしれませんが、現実は甘くなかった。。。

 

部室にて話し合いが始まります。比企谷が来てから雪ノ下が「始めましょう」と言っているあたりを見ると、比企谷が来るまで待ってくれていたのですね。

 

いろはとの話し合いの中で雪ノ下たちの考える戦略は

  1. ほかの候補を立てる。
  2. 決選投票でいろはが負ける。
  3. 自分よりすごい人に負けたい。 by いろは
  4. 代わりの候補の演説と公約は雪ノ下が考えてある。

といった内容でした。それに対して比企谷は反論します。

  1. 雪ノ下たちが演説と公約を考える=完全な傀儡候補
  2. 当選した後の生徒会運営はどうする?
  3. その後の生徒化運営も手伝うの?

という内容です。たしかに雪ノ下の戦略はいろはを当選させないために他の立候補者を探す必要があります。しかも、その候補は確実に当選するようにする。候補を探す段階からハードルが高いですね。逆に言うと生徒会長になってくれる候補さえ見つかればOKな気もします。

 

雪ノ下の意見に反論した比企谷も逆に詰め寄られていました。

「・・・なら、あなたのやり方には何の意味があるの?」

「今回に限っていえば、(略)」

「今回に限って? いいえ違う。・・・あなたは、前もそうやって回避したわ」

「それで、なんか問題あったか?」

「そんなうわべだけものに意味なんてないと言ったのはあなただったはずよ・・・」

「変える気は、ないのね」

「・・・ああ」

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戸惑ういろはす

*6

 修学旅行での偽装告白のことを言われると比企谷も立場がないですね。たしかに、比企谷のとった行動は「解決」というより「問題の上塗り」のような気がします。

 

解決したい問題に対して、新たな問題を提示してそちらに注目を向ける。その新たな問題とは比企谷が憎まれ役になるというものですね。根本的な問題の解決になっていないから、雪ノ下に「うわべ」と言われたのでしょう。

 

振り返ってみると

由比ヶ浜のクッキー

美味しい手作りクッキーを渡したいという問題に対して、「男子の心は単純」という視点のすり替えで終わらせた。

 

文化祭のスローガン決め

文実の出席率低下により雪ノ下が体調を崩すという問題に対して、「とにかく楽をしたいキャラの比企谷」という問題というか敵を与えた。

 

相模疾走事件

文化祭実行委員長としての仕事を放棄して失踪した相模を連れ戻すという問題に対して、「相模を傷つける存在としての比企谷」を演じ相模を被害者にした。

 

修学旅行

付き合いたい戸部・誰とも付き合えない海老名さん・関係を崩したくない葉山三浦戸部の依頼を受けた奉仕部という問題に対して、「戸部の恋敵としての比企谷」を演じた

 

などなど、根本的な問題解決になっているかといわれると、答えは否である。

 

それなら「うわべ」と言われても仕方がない。

 

にしても、喧嘩しているところを見ているいろはの肩身狭すぎでしょ。喧嘩なんて内内でやりなさよ。

 

一向に関係修復の兆しが見えない奉仕部

次回に期待しましょう。

 

それでは

さようなら。

*1:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話

*2:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話 

*3:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話 

*4:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話

*5:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話

*6:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話