やはり俺の考察ブログはまちがっている。(アニメ・数学)

気の向くままに、気になる事の考察をしています。

高校数学ⅡB 微分「テストに出る⁉3次関数のグラフ3パターン」

 

f:id:queesmrg:20191113221942j:plain

微分

 

 動画

BGMあり

youtu.be

 

BGMなし

youtu.be

 

 

 この記事を読む前に

f:id:queesmrg:20191113222407j:plain

微分

 

いきなり、パターンの分類から入ってしまうと

暗記に走ってしまう傾向にあります。

 

ですから、まずは我武者羅にグラフを描く問題を解きまくりましょう。

 

ある程度グラフに慣れた段階で、

全体を整理するためにパターン分けすることをお勧めします。

 

増減表でグラフを描く方法👇

error-of-consideration.hatenablog.com

 

今回は3パターンに絞っていますが、

細かく言うと、3つのそれぞれにおいて

3次の項の係数aが正か負かの2通りあるので、

合計6パターンになります。

 

ですが、見分けるポイントは同じです。

右上がりか右下がりかの違いだけです。

 

3次の係数

f:id:queesmrg:20191113222425j:plain

微分

 

3次の係数が正なら右端は上昇

負なら右端は下降してます。

 

0ならそもそも3次関数にならないので

今回は除外しておきます。

 

 

 

極値あり 

f:id:queesmrg:20191113222440j:plain

微分

 

極値があるということは、

極大と極小の2つあること

 

つまり、接線の傾きが0になるポイントが

2つあることになります。

 

これをもとに判断すると👇

f:id:queesmrg:20191113222457j:plain

微分

 

傾きが0の値が2つ出てくるということは、

f’(x)=0の2次方程式の解が2個出てくるということ

 

2次方程式の解の個数の話が出てきたら

判別式を思い出してください。

 

解が2個になる判別式の条件は正と言うことになります。

 

 

 

 ②踊り場あり

f:id:queesmrg:20191113222519j:plain

微分

 

 

これも接線の傾きが0になるポイントを基準に見分けていきます。

 

f:id:queesmrg:20191113222540j:plain

微分

 

踊り場=平らな場所なので

つまり、その場所での接線の傾きは0

 

今回は、接線の傾きが0になる値が1つだけなので、

先ほどと同様に2次方程式の解の個数で判断すると

 

判別式=0

 

と言う条件が出てきます。

 

 

 ③踊り場・極値なし

f:id:queesmrg:20191113222557j:plain

微分

 

このタイプのブラフでは、

接線の傾きが0になることはありません。

 

f:id:queesmrg:20191113222612j:plain

微分

 ですから、

f’(x)=0の方程式の解はないことになります。

 

よって、

判別式が負である

と言う条件が出てくるのです。

 

まとめ

f:id:queesmrg:20191113222253j:plain

微分

 

②と③は常に増加している関数になります。

 

こういう関数を

単調増加関数とも言います。

 

それでは、

さようなら。