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高校数学ⅡB 微分「増減表をたった一つ作るだけでグラフは簡単に描ける」

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微分 増減表


 

 

 動画

BGMあり

youtu.be

 

BGMなし

youtu.be

 

 

 

3次関数のグラフに関して

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微分 増減表

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微分 増減表

接線の傾きを判断材料にするので

微分を使うわけです。

 

例題1

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微分 増減表

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微分 増減表

まずは、導関数を求めて

その導関数が「=0」になるような

xの値を求めます。

 

つまり、接線の傾きが0になる点を探しているのです。

 

今回は、xの値が2つ出てきているので

2か所で傾きが0の接線を引けるということです。

 

では、この情報をもとに増減表を書いてみましょう。

 

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微分 増減表

増減表とは

x、f’、fの行がある表のことです。

 

まずは、先ほど求めたxの値を書き込みます。

 

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微分 増減表

つぎは、f’の行ですが、

今書いたxの値は、傾きがゼロになるところを

求めた値ですから、もちろん0が入ります。

 

fの行には、それぞれの関数の値を計算してください。

 

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微分 増減表

ここまできたら空欄の場所を埋めていきましょう。

 

まず、f’の行には導関数の符号を描きます。

そのために、導関数のグラフを描きましょう。

今は2次関数になってます。

 

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微分 増減表

 

このグラフを見ると、

x軸より上にある範囲は正

x軸より下にある範囲は負

 

と言うことが分かります。

 

つぎに、fの行には矢印を書きましょう。

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微分 増減表

そのときは、f’の行の符号を見て

正なら右斜め上

負なら右斜め下

を書きましょう。

 

ここで書く矢印はこの2種類のみです。

 

以上で増減表が完成したので

実際にグラフを描いてみましょう。

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微分 増減表

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微分 増減表

座標を書いたら

あとは矢印に従ってグラフを描くだけです。

 

例題2

 

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微分 増減表

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微分 増減表

途中までは同じです。

 

導関数が0になるxの値を求めます。

つまい、接線の傾きが0になるxの値を求めています。

 

今回は、xの値が1つだけなので

先ほどのような大きい増減表ではなく

こじんまりとしたものでOKです。

 

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微分 増減表

だいぶ、省スペース化されています(笑)

 

小さくなってもやることは同じです。

(小さくなっても中身は同じ!その名も”増減表”)

 

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微分 増減表

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微分 増減表

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微分 増減表

増減表を書いたら

グラフを描くときに見るのは矢印だけ!

 

ほかの部分に惑わされないようにしましょう。

  

まとめ

 

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微分 増減表

 

ちなミニコーナー

 

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微分 増減表

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微分 増減表

これは、めちゃくちゃ大事です。

 

「接線の傾きが0でも極値だと思うなよ!」

 

っていうのを胸に刻み込みましょう。 

 

 

それでは、

さようなら。