高校数学ⅡB 数列「群数列の基本は表をかいて解く!」
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群数列とは?
群数列とは数列の項をさらにグループに分けた数列のことです。
中カッコで書かれたり棒線で区切って書かれます。
(棒線でみることの方が多いかな・・・?)
群数列では項だけでなく
新たに群と言う考え方をしますので、
何群の数列を扱っているのかも区別しておきましょう。
例題
群数列で多く出題される問題のパターンです。
これらの問題の解き方を見ていきましょう。
解く前に表!
必ずこのような表を作ってから解きましょう。
群数列では群・項・個数の数字を利用することになります。
表を作ってもらった方が見やすくなります。
また、問題を解く中で群・項・個数の数字を
必ず区別するようにしましょう。
区別することができれば群数列に買ったも同然です。
1問目
見るべきは各群の初項です。
ココが数列になっているので、
その第n項を求めましょう。
今回はたまたま階差数列になっていましたが
等差数列や等比数列になっている場合もあります。
この問題のように階差数列を見つけることができれば
後は、その第n項を求めるだけなので
過去にやった単元の復習です。
error-of-consideration.hatenablog.com
今回は階差数列の第n項を求めたので
もちろんn=1のときの確認を行いましょう。
なぜこの確認が必要なのかは上の記事で復習しておきましょう。
2問目
👆のような考え方はよくやります。
第n群だけに注目するのではなく
その前後の群も利用できるならどんどん使っていきましょう。
ここから先は式の計算なのでやり方は自由です。
指数の計算が入っているので
もし、この計算で詰まるのであれば
指数の計算を復習しましょう。
第n群の項の和を求めます。
ここは等差数列になっていますので
その和の求め方は👇
error-of-consideration.hatenablog.com
等差数列の和を求めるには
初項・末項・個数
の情報が必要なわけです。
3問目
これは単純ですね。
適当にあたりをつけて解いていきましょう。
以上が群数列でよく出る問題3パターンです。
まとめ
ちなミニコーナー
さて、群数列は難しかったでしょうか?
難しく感じたかもしれませんが、よくよく見てみると
等差・等比・階差数列の知識が間に出てきているので
ややこしく感じているだけです。
今回の問題の解説でどこから分からなくなったのかを
よく観察してその単元をピンポイントで復習しましょう。
それでは、
さようなら。