やはり俺の考察ブログはまちがっている。(アニメ・数学)

気の向くままに、気になる事の考察をしています。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12話(前半。続) 考察

やっはろー

 

今回も

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」10話(前半。続)

の考察をしていきます。

 

 以下多分にネタバレを含みます。

  

・一番頼りたくない相手

呼び出されたからなのか、雪ノ下に対してのデフォルトなのか、陽乃の態度はよくありませんね。挑発的です。

「へぇ・・・、いいよ。雪乃ちゃんが私にちゃんとお願いするなんて初めてだし、今回はそのお願い聞いてあげる」

「お願い? 勘違してもらっては困るは。これは実行委員としての命令よ」

「で、その命令に反した場合のペナルティーはあるの? 出展取り消しされても私にはもう関係ないし。どうする? 先生に言いつけちゃう?」

 

口を挟もうとした由比ヶ浜を制止する比企谷

 

「ペナルティはないわ。・・・でもメリットはある」

「どんな?」

「この私に貸しを一つ作れる。これをどう捉えるかは、姉さん次第よ」

「ふぅん・・・。雪乃ちゃん、成長したのね」

「いいえ・・・。私はもともとこういう人間よ。17年一緒にいてみてこなかったの?」

「フッ」

「何か」

「いいや」

ああ、まったくそうだ。雪ノ下雪乃ってやつはこういう人間なんだ。

 

*1

 挑発的な態度の陽乃に対して一歩も引かずに頑張っている雪ノ下が印象的ですね。最初は陽乃も反対していたようですが、最後は協力体制に入っていました。

 

それにしても、陽乃の言い分はちょっと子供じみているようにも思えてなりませんね。まぁ、わざとなんでしょうけど、「先生に言いつけちゃう?」なんて楽しげに言われるとイラっとしますわ。

 

でも、現実はそうなんですよね。雪ノ下の申し出を断ったところで陽乃は痛くもかゆくもないわけです。陽乃はすでに出番を終えてしまっていますし、出展の取り消しはできない。

 

この文化祭は地域賞なるものがあるようですが、陽乃雪ノ下の命令を聞かない場合その選考対象から外すこともできるでしょう。しかし、陽乃たちの演奏を多くの人が見ていて、ほかの出し物よりも優れていたことは明白であり、そのことは陽乃も理解している。

 

だから、選考対象外なんてすれば観客からの理解が得られない。そもそも、文化祭実行委員長の行方不明なんて内々の問題を明るみにできないから、そんな措置は初めから取れないですしね。

 

なんだ、結局は相模が悪いんじゃないか。やることやってないと居心地悪い時ってありますよね。宿題せずに塾に行くとなんか罪悪感あるみたいな居心地悪い感じ。それとおなじかな? 違うか。

 

挑発してくる陽乃雪ノ下も負けてないですね。雪ノ下に貸しを作れることがメリットなんて、自分で言えるところがすごいですよね。それが雪ノ下らしさなのでしょうか。でも、そんなセリフをいきなり言われた陽乃はちょっと面食らっているようですね。

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ゆきのんをまっすぐ見るはるのん

*2

 いつもの明るい表情はどこかに行ってしまっています。まっすぐ雪ノ下を見つめていますね。何を思っていいるのでしょうか。

 

11話で比企谷が文実の会議でした大立ち回りの意味を理解した陽乃は、「敵の存在が人を成長させる」と言っていました。そのとき、比企谷陽乃雪ノ下への行動の意図を察したようです。つまり、陽乃は何か意図をもって雪ノ下に接しているということになります。

 

なら、この表情は、「成長した」という言葉の意味は、陽乃の意図に即したものなのでしょうか。どういう意図があるのかは今後も見ていくほかなさそうですね。

 

このやり取りを見ていた比企谷由比ヶ浜ですが、アニメでは由比ヶ浜が2人の話に割って入ろうとして比企谷に止められていました。でも、ラノベでは比企谷が割って入ろうとして雪ノ下に止められているのですよ。

 

この違いは大きな意味を持っていそうです。ただし明確な理由はわかりません!! わからないのかよ。少なくとも由比ヶ浜が入った場合、今の状況を説明して頼むという方法をとっていたでしょう。しかし、比企谷の場合は「お願い」ではなく斜め下の理由をつけて相手を説得しようとしていたと思います。

 

実際、どちらも割り込むことなく解決に至ったのでよしとしましょう。それに、比企谷は「これが雪ノ下だ」とモノローグで言っていますから、雪ノ下のとった解決方法は、文化祭実行委員会が始まった時のような間違った方法ではなかったのでしょう。

 

雪ノ下の発言を聞いて比企谷は、完全に雪ノ下が本調子を取り戻したと思っているのではないでしょうか。文化祭に入る前に事故のことで奉仕部がギクシャクしてお互いの距離感を図りあぐねていたけれども、この発言で雪ノ下雪乃という人間の存在を思い出したともとらえられますね。

 

由比ヶ浜、出番です。

陽乃の説得が終わって、さぁ時間稼ぎの始まりです。方法はみんなでバンドをするみたいですね。ガールズバンドってやつですね~かっこいいじゃないですか。めぐり先輩平塚先生が楽器できるなんて驚きです。

 

そういえば昔、SCANDALにはまった時期があった。

結構聞いてたし、ギター始めようと思ってSCANDALのピックも買った。でも、買っただけなんだな~。。。まだ未開封だし。あるよねこういうこと!

 

いろんなこと始めようとしても、周りから固めているときって長く続かないことが多い気がする。使うものを買ったり、環境を整えたりする前にやってみたやつはなんか続いているんですよね。不思議だ。

 

でも、SCANDALの曲は聞いています。それは続いているのです。

 

閑話休題

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ほほえましい舞台裏

*3

左上で雪ノ下が持っているのって絶対エレキギターですよね? なら三浦が持っていたのはやっぱりアコギがウクレレなんじゃね? ってことが気になる今日この頃、ウソ今だけ。

 

雪ノ下がもっているギターのストラップがぶち柄なのがかわいいなと思いました。

ぶち柄ってないんですよね。代わりにパンダ柄のストラップはあったんですが、これも遠目で見ればぶち柄だよね。今更ながら、ぶち柄っていう表現が適切なのか不安になってきた。

 

 

・・・これは閑話休題になっていないきがする。ちゃんと話を戻しましょう。

 

このタイミングで雪ノ下由比ヶ浜を召喚します。いつの日か、由比ヶ浜に頼ると言っていたことを実行しているようです。

 

ほかの人から見れば何ともない光景ですが、雪ノ下由比ヶ浜比企谷からすれば特別な光景なんでしょう。これこそ雪ノ下の成長を感じ取れるシーンかもしれません。3人の表情からは、今の関係性への安心感が感じ取れます。

 

ところで、平塚先生陽乃とやった曲をまだ弾けるなんて驚きですね。10話のめぐり先輩の話によると、陽乃は3年生の時にバンドをしているみたいですから、1年たっているんですよね。

 

何の練習もしないで1年前の曲を弾けるなんて脅威ですね。それに、そのときバンドに加入していない雪ノ下が引けることにも驚きです。

 

 見目麗しい女の子たちがバンドで演奏するなんて、なんて素敵な光景でしょう。次回はこの画を楽しみにしつつ。

 

さようなら。

*1:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。12話

*2:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。12話

*3:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。12話