やはり俺の考察ブログはまちがっている。(アニメ・数学)

気の向くままに、気になる事の考察をしています。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 4話(後半) 考察

やっはろー

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」2期4話(後半)

の考察をしていきます。

 

 以下多分にネタバレを含みます。

 

 

頭文字Y

 

もちろん読み方は「イニシャルY」です。でもレースはしません。いや、ある意味ではレースをしているともとれるか。

 

折本たちとのデートで映画館、服と続いてスポーツウェアを見に来ているようですね。店内での比企谷葉山の会話が印象的でした。

「中学の時、好きだったんだって?」

「ああいうのがタイプだったのか?・・・意外だな」

「うるせぇよ・・・」

「別に折本だけじゃない。全然違う、おとなしい子や、もっと騒がしい人が好・・・、タイプだったこともある」

「そういうの、好きなタイプとは言わないよ」

「・・・だいたい、昔そうだったから今もそうとは限らないだろ」

「・・・そうだな」

「結局、本当に人を好きになったことがないんだろうな」

「・・・君も、俺も」

~回想~

戸部

『俺、実はさ海老名さんちょっといいなって思ってるんだ。隼人君はどうなんよ。』(中略:戸部がごねる)

『イニシャルでいいから』

『”Y"』

~現実~

「だから勘違いしていたんだ」

 

*1

ちなみに、ラノベではこの会話の前に比企谷折本の昔話によってピエロにされていました。やっぱ性格悪い・・・とか思ってたけど、んーちょっと違うような、無神経なだけか。やっぱ性格悪いじゃん。

 

さて、この会話に話を戻しましょう。

「そういうの、好きなタイプとは言わない」なら「何を」好きなタイプというのでしょうか。「好きなった人がタイプ」とか言い出したら画面から引きずり出さんとするところでしたが今回はセーフ。

 

それに、葉山の言う「本当に人を好きになる」とはどういうことなのでしょうか。なにをもってして「本当か否か」を判断するのかは葉山にしかわからない。いや、葉山でさえも「本当」を経験していないからわからないのかもしれません。

 

もう一つ重要なのが、「イニシャル”Y"の存在」です。考えられる候補を挙げておきましょう。

  1. 雪ノ下雪乃
  2. 雪ノ下陽乃
  3. 由比ヶ浜結衣
  4. 三浦由美子
  5. 材木座義輝
  6. 大和(葉山グループ)

男も交じっているけどネタだからね! なので実際考えるべきは1~4ですね。様子を見る限りでは4の可能性は低い。ゴメンね三浦

 

それに、由比ヶ浜の可能性もない。なんなら三浦より低い。これで由比ヶ浜と、なんて結末なら本を燃やしかねない。(笑)

 

なら残るは雪ノ下陽乃。ですが、陽乃の可能性も低いと思うんですよね。葉山の好きな人は陽乃ですって言われたら、今までの葉山の対応と合致していない気がします。

 

特に夏休みの千葉村での合宿において、葉山雪ノ下を気にするような発言を多くしていました。そのあたりの考察はこちらをどうぞ↓

 

error-of-consideration.hatenablog.com

error-of-consideration.hatenablog.com

 

これらの内容を考慮すると、葉山雪ノ下を意識しているのがわかると思うんですよね。だから、陽乃より雪ノ下のほうが可能性は高い。

 

さらに、葉山雪ノ下を好きだということを陽乃が知っていたら? と考えるとなおのこと陽乃の行動原理が何となくわかります。

 

3話での陽乃がカフェに葉山を呼び出した場面において、折本たちが帰った後葉山陽乃に事の経緯の説明を求めていました。その時の陽乃の一言。

「どうしてこんな真似を」

「だって面白そうだし」

 

*2

この言葉も葉山雪ノ下を好きであることと陽乃がそれを知っているとしたら、陽乃が面白がる理由もわかります。

 

おそらく陽乃の見立てでは、比企谷雪ノ下がいい感じで葉山は片思い。だから葉山に別の女の子をぶつけて葉山がどう動くかを見ているのかもしれません。

 

でも、そうまでして陽乃雪ノ下の周りを引っ掻き回すのも気になるのよね。

 

性格わr・・・、何か意図があるのかもしれませんね! 陽乃の意図に関しては今後も要観察です!

 

葉山の意図

お買い物の後はカフェで楽しくおしゃべりですね。でも、カフェに行くまでにも、またもや比企谷折本の手によってピエロに。。。

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折本、ロックオン

*3

サイゼリアを提案した比企谷ですが、爆笑されてました。画像の折本の目が腹立つ。人を試してくるような目ですね。話が終わったのにタイミングもノリも考えずに「からの~?」って連発してくる奴の目に似ている気がしました。

 

サイゼいいじゃん、別に。ミラノ風ドリアとかおいしいじゃん。千葉はサイゼの発祥地らしいから大切にしようね。

 

そんなピエロ比企谷を見かねてか葉山が助け舟を出します。とはいっても近くのカフェを提案しただけ。葉山が提案したんならきっとどこでもいいのだろう。多分女子二人は喜んでついていくよ。

 

葉山が選んだからなのだろうけど、カフェのメニューがおいしかったと絶賛の女子2人。でも、忘れてはいけない、比企谷が一度サイゼを提案してからの葉山チョイスでカフェに来ていることを。

 

つまり、比企谷のピエロ状態はカフェでも続く。居心地悪いな。比企谷としては無の感情なのだろうけど、顔の周りをブンブン飛び回るコバエくらいうっとうしいい。ブンブン言ってていいのはインフルエンサーだけだ。

 

今日一日ことあるごとに比企谷をピエロにしてきた折本たちは、カフェでもサイゼネタを連発。比企谷は完全に愛想笑いで視線を逸らすと陽乃がいるではありませんか。やっぱ暇なんだね。

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一時間 振り続けた手 筋肉痛

*4

ラノベでは比企谷葉山たちと合流する前に一回会ってるんですよね。だから・・・やっぱり暇なんですよね。

 

比企谷の心ここにあらず状態ですが、葉山の意外な行動によって現実に引き戻されます。

「そういうの、あまり好きじゃないな・・」

仲町

「あ、だよねー」

「ああ、そうじゃないよ。俺が言っているのは君たちのことさ」

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笑顔とは言えない笑顔

*5

このやり取りの最中の葉山の笑顔から怒りを感じました。なんならこのあたり一帯を焼き払うレベルの悪役が浮かべそうな笑み。

 

葉山の「好きじゃない」という発言に仲町が適当に相槌をうっていますが、いったい何に対しての相槌なんでしょう。一応、葉山も否定して「君たちのこと」と改めて攻撃態勢を整えています。

 

にしても、仲町比企谷と初対面にもかかわらずディスって来るのは性格悪いとか無神経とか通り越して、ただただ頭悪いよ。人との距離感わからないのかね。無意識的にも他人を見下すという機能が彼女たちにはあるようです。

 

折本たちも今までは楽しくお話していた葉山から攻撃されるとびっくりでしょうが、いちばん驚いているのは比企谷ですよね。でも、これで葉山比企谷を呼びたがっている意図がはっきりしそうです。

 

そんな殺伐としてるカフェに由比ヶ浜雪ノ下が到着します。なんてグッドタイミングなんででしょう。葉山が呼んだとのことですが、呼ばれた側は困惑しています。

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ゆいゆい&ゆきのん

 *6

由比ヶ浜は状況に困惑しているようですが、雪ノ下は今すぐにでも説明を求めるような顔をしていますね。後々わかりますが、葉山とは選挙の打ち合わせとで話し合う予定にも関わらす、比企谷がいるわ、初見の女子がいるわで、雪ノ下たちからするとよくわからない状況ですね。なんなら後から陽乃も出てくるからもっとこじれるのである。

 

雪ノ下由比ヶ浜が来てから葉山折本たちにこう続けます。

「比企谷は君たちが思っている程度の奴じゃない。君たちよりもずっと素敵な子たちと親しくしている。表面だけ見て、勝手なことをいうのはやめてくれないかな」

 

*7

素敵な子たち=由比ヶ浜雪ノ下ですよね。折本たちが表面だけ見て比企谷をディスっているというのなら、由比ヶ浜雪ノ下はちゃんと比企谷の内面とも向き合っているということを言いたいのでしょうか。

 

今回は葉山比企谷の名誉回復のために動いたということになりましたね。さすがに、こうのド直球に言われたら折本たちも怯んでいましたね。でも、折本があっさり引き下がったのが意外でした。

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©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 4話

*8

特にダメージを受けている様子でもなく、状況に納得してるような表情ですね。由比ヶ浜雪ノ下をみて「そっか」と言っているのは、比企谷葉山がそれぞれどちらかと付き合っているのだと思ったのでしょう。

 

まぁ、ふつうそう思うよね。仲のいいカップル同士なんだな~って思っていそう。ここまでされれると諦めがつきますね。

 

それと折本が去る時、由比ヶ浜は目線を合わずらそうにしていましたが、雪ノ下は我関せずで一瞥もくれることなくまっすぐ前を向いていました。さすが雪ノ下、つよいな。

 

葉山の意図が明らかになったところで終わりましょう。

陽乃が出てくるとややこしいし。

 

では、

さようなら。

 

 

*1:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 4話

*2:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話

*3:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 4話

*4:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 4話

*5:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 4話

*6:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 4話

*7:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 4話

*8:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 4話