やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6話(前半) 考察
やっはろー
今回も
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」6話(前半)
の考察をしていきましょう。
以下多分にネタバレを含みます。
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error-of-consideration.hatenablog.com
平塚先生は確信犯
前回5話の最後に由比ヶ浜と比企谷がすれちがいのまま終わってしました。こうなると由比ヶ浜としては居心地悪いですね。対する比企谷はそうは思ってないというか、そう思わないようにしている感じです。なんならこれでこそ平常運転とか思っているまである。
このシーンでは比企谷のモノローグで進んでいるのですが、比企谷は由比ヶ浜との関係がリセットできたことに関して間違いではないと思っているのですね。
でも、これってリセットできているのでしょうかね? 単なる上書き保存な気がする。由比ヶ浜がほんとうに優しさだけで比企谷に接していたのならリセットできたかもしれないけど、そうじゃないもんね。
それとこのシーンで、比企谷の気持ち悪い笑い方が披露された。2話で雪ノ下や由比ヶ浜にさんざんキモイって言われた笑い方がこちら。
たしかに話しかけたくなくなる気持ちはわかるよ雪ノ下さん!
そんな状況なので、由比ヶ浜が部活に来なくなってしまった。当然といえば至極当然。そこへ現れる平塚先生。「由比ヶ浜はもうこない」ということをめっちゃ強調していっていました。1週間も来なかったらさすがに辞めたと思うか。
平
「来ないのなら同じだよ。やる気がないものに構ってやるのは義務教育まで。意志無き者は去るほかない」
平塚先生のド正論が刺さります。ラノベではさらに厳しい言葉もありました。
平
「青春ごっこならよそでやりたまえ。私が君たちに課したものは自己変革だ。ぬるま湯につかって自分を騙すことではない」
確かにと納得できますね。書類の上では由比ヶ浜は辞めたわけではない。だから無理やり引き戻さなくても何も変わらない。あくまでも書類の上では。しかし、人間関係は大きく変化している。
雪ノ下も比企谷も人間関係が下手糞だから、平塚先生はそこを何とかしようと考えているのだろう。だから2人を焚きつけるように新入部員確保の指令を出した。
そして、平塚先生と雪ノ下のやりとり。最後の平塚先生のセリフに力強さを感じた。
雪
「平塚先生。一つ確認しますが、『人員補充』をすればいいんですよね」
平
「その通りだよ雪ノ下。健闘を祈る」
おそらく雪ノ下は平塚先生の意図を察した。人員補充をすればいいということだけを確認している。つまり、人を増やすということだけで、”誰”にするのかは何も言っていない。平塚先生は「由比ヶ浜を連れ戻せ」と言わないことで、それを遂行させようとした。この場で、人員補充に最適な人物を彼らに選ばせるために。
平塚先生は人間関係を保つということを学ばせたかったのかな。なんかちょっと表現が違う気がするけどいったんこんな感じかな。
しかし、雪ノ下はどうだろうか? 単純に平塚先生の意図を「由比ヶ浜を連れ戻せ」ということだと解釈してそれを実行しようしたのかな。それとも、連れ戻すことによって人間関係を保っていくということを学ばせたいという平塚先生の考えまで読み取ったのかな。後者はちょっと無理があるかな。ただの先生の命令として聞いてそう。
まぁ、いずれにせよ由比ヶ浜リターン大作戦が始まるのです。
では、次回
さようなら
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