やはり俺の考察ブログはまちがっている。(アニメ・数学)

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 3話(前半。続) 考察

やっはろー

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」2期3話(前半。続)

の考察をしていきます。

 

 以下多分にネタバレを含みます。

 

 

ご依頼主は突然に

 

奉仕部でぎくしゃくしていることはお構いなく依頼はやってきます。突然依頼主を連れて平塚先生がやってくるのですが、さすがは平塚先生! 奉仕部の雰囲気がいつもと違うことに気づいていますね。

 

そんなちゃんとした先生をしている平塚先生が連れてきたのが、新キャラ一色いろはです。女子に嫌われる女子ナンバーワン! 男をジャグリングする最高峰の技術力! などを兼ね備えた一つ下の女子です。つまり、あざといわけです。

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初登場! いろはす

*1

比企谷は自分に対して笑顔で会釈をするという行動から警戒感マックスになったようです。おそらくは、今まで笑顔で会釈されることよりも無視か無表情というものが多かったのではないでそうか。なにそれ、かなしすぎ。

 

いろはの依頼の内容は生徒会選挙で落選したいということ。つまり、生徒会長なんてやりたくないんですね。なんで生徒会長に立候補したのかというのも、周りの連中の嫌がらせだそうです。やっぱり嫌われていたんですね。

 

その依頼を聞くや否な比企谷はすぐに解決法を思いついていました。その方法は「応援演説が原因でいろはが不信任になること」です。つまり、ひどい応援演説をすればだれもいろはに投票しないという考えですね。

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かたまるゆいゆい

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ヒッキーから目をそらすゆいゆい

*2

比企谷の解決案に対して由比ヶ浜は否定的です。全校生徒の前でズタボロな応援演説をするのは誰なのかを考えたのでしょうが、考えなくても一人しかいませんよね。由比ヶ浜は矢面に立って攻撃される比企谷を見たくないのでしょう。

 

個人的にはこの作戦がうまくいくとは思えませんね。その理由は雪ノ下が代弁してくれていました。その理由をまとめるとこのんな感じ。

  1. 確実性がない。絶対に不信任になるとは限らない。
  2. 不信任になる演説はいろはにも被害が出る。
  3. 不信任でも再選挙なんかしない。
  4. 生徒会への関心が低いから票数を公開しなくてもばれない。

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ゆきのん、焦る

*3

というものです。いつもの雪ノ下と違って考え考えしながら理由を言っている様子が印象的でしたね。必死になって理由を言う雪ノ下を心配そうな目で見る由比ヶ浜も不安でいっぱいなんでしょう。

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ゆきのんが心配なガハマさん

*4

雪ノ下が考えた理由の1,2は理解できるにしても、3からは少し無理があるような論調ですね。4にいたっては現生徒会長のめぐり先輩の前で言ってはいけないことですよ。

 

おそらく、雪ノ下比企谷に傷ついてほしくないと思っている。それは由比ヶ浜も同じ。文化祭のときの平塚先生の言葉にあったように、比企谷が傷つく姿を見て傷つく人に由比ヶ浜雪ノ下が該当するのでしょう。

 

でも、雪ノ下はそう言った自分の気持ちに気づいていないから、無理やり理由を探して比企谷を納得させようとしているように感じました。

 

その後は、雪ノ下が取り乱したこともあってかその日は解散です。

 

勝負の行方

さて、奉仕部の始まりは勝負だったことを覚えておいてだろうか? 私は、忘れていた

! 平塚先生と同じ反応をしてしまった。(笑)

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びっくり静ちゃん

*5

由比ヶ浜も知らなかったようですね。入部の時期的に考えても知らなくて当然か。忘れてたやつとは違いますよね、はい。

 

ちなみに、平塚先生の現時点の判定は同率です。個々では解決していない問題もありますからね。3人が一緒に活動してこその奉仕部ということでしょうか。

 

そして大切なことが、勝負をしている以上その過程で対立することはごく自然なことなのです。つまり、いろはの選挙問題の件は別々で解決にあたるということが決定されました。同時に、奉仕部へも解決するまで自由参加が決定です。よりバラバラになる方向へ進んでいます。

 

いまさら、いろはの選挙問題に関して気になったことが一つ。いろはは嫌がらせで立候補させられたのなら担任が何とかしてやれよとか思ったのですが、ラノベ曰く「日本語が通じない系の担任」だそうです。

 

いるよね~話通じないやつ。同じ言語使ってるのかっていうくらい話聞いてないやつ。まぁ、人は基本的に他人の話聞いてないっていうし、自分もそうなんだろうけど。ただ、こっちが説明している最中に、最後まで聞かずに「わからん」「なにそれ」とか言ってくるやつはマジ( ゚Д゚)ハァ?ってなる。なりませんか?

 

でも、聞いている本人は最後まで聞いているつもりだから「わからない」ってなるんだろうな。ブーメランかもしれないから気を付けよう。

 

 閑話休題

平塚先生が奉仕部の3人に対して独断と偏見で現時点の評価をしているとき、画面に一人ずつ映し出されるのですが、その時の画が微妙に揺れているんですよね。平塚先生が一人一人をしっかり見ながら評価しているような演出なのかなと思いました。

 

比企谷が部室から出ていくときに雪ノ下からかけられた言葉

「馴れ合いなんて、私もあなたも一番嫌うものだったのにね」

 

*6

これまでの奉仕部の関係は”馴れ合い”だったのでしょうか。個人的には今までのことを無理やり馴れ合いとしたような印象でした。

 

今までの奉仕部での活動で明らかに3人の距離は縮まっている。それは雪ノ下比企谷の2人の関係にも言えること。雪ノ下にとって比企谷は傷ついてほしくない存在になっている。

 

しかし、修学旅行での偽装告白を見た時、そのやり方は嫌いと伝えたにもかかわらず、今回も同じ手法で解決しようとしているのを見て「結局、分かり合えない」という諦観を感じている。

 

だから、今までの関係は“馴れ合い”なんだと言っている。どちらかというと「馴れ合いだったんだね」的なニュアンスに感じました。

 

 

久しぶりのお説教

文化祭の時以降、平塚先生からの初めてのお説教です。そう考えると久しぶりでもないのか。

「君のやり方では、本当に助けたい誰かに出会ったとき、助けることができないよ」

 

*7

 君のやり方というのは比企谷自身が結果的に傷つくまたは傷つけられる方法のことでしょう。文化祭の時はスローガン決めのときと相模失踪事件の2回ともが自分が憎まれ役になっていました。

 

そして今回もその役を買って出ようとしている。誰に頼まれたわけでもないのに、むしろ望まれていないに、自分にはその方法しかないと自分で自分に強いるようにしてまた同じような選択をしようとしている。

 

平塚先生のいう本当に助けたい誰かとは、自分にとって大切な人のことであって、往々にしてそういう人は自分のことも大切に思ってくれているもの。だから、自己を悪者にするような選択では幸せになれないということなのでしょう。

 

こんないい話をしているときにとっても空気読めてない発言ですが、平塚先生は独身だから大切な人っているのかな? 今までも男運なかったみたいだし。平塚先生、ごめんなさい。。。きっと生徒たちのことを大切に思っているのでしょうね。それに、女子からモテそうな性格だし、きっと大丈夫。

 

 

平塚先生の心配をするのもいいですが、

今後はブーメランになりそうな予感しかしないので

自重します。

 

今回は

この辺でさようなら。

*1:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話

*2:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話

*3:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話

*4:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話

*5:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話

*6:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話

*7:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 3話