やはり俺の考察ブログはまちがっている。(アニメ・数学)

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 5話(前半。続) 考察

やっはろー

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」2期5話(前半。続)

の考察をしていきます。

 

 以下多分にネタバレを含みます。

 

 

 会議、開始

 

サイゼリアでの作戦会議が始まります。会議の展開を見てて思ったのですが、こんなに人いる? 川崎の「誰が生徒会長をするのか」という指摘は役に立ったけど、ほとんど比企谷が考えていたような・・・。それに、比企谷小町のやり取りは、はたから見ているとこっちが恥ずかしくなってくるものでした。

 

 でも、こうやって比企谷のピンチに人が集まってくるというところが今まではなかったことなのでしょう。それだけ比企谷がいろんな人を助けてきたということなのだと思います。

 

ただ、そうやって自分の周りに人がいるということを比企谷が実感するのはもう少し先になりそうですね。

 

サイゼでのやり取りを初めて見たときは、比企谷が何を考えているのかさっぱりでした。あらためて自分の読解力? 理解力がないことを嘆いた瞬間です。

 

アニメでは比企谷が思考モードに入ることで速攻で解決策を見出していましたが、ラノベではもう少し会議の様子を楽しめます。特に材木座がすんげぇ邪魔なところとかかな。一番最初に誘ったのに邪魔しかしてないって、いらないんじゃないか・・・。

 

いろいろとカットされている部分はありましたが、小町比企谷のやり取りが残っていたのは微笑ましい限りですね。バカップル改めバカ兄妹感は否めないですが。

 

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候補者のメモ書き

*1

川崎に生徒会長にふさわしい人を挙げてもらいメモしています。その中に相模が入っている!? 文化祭と体育祭の委員長という経歴があるので、生徒会長にもふさわしいということでしょうか。でも、ふさわしいというよりかは、そういうの好きなんでしょ感が感じられる。

 

比企谷相模を選んだのは「利用しても心が痛まないから」だそうです。ちなみに戸部も同じ理由。かわいそうだな戸部

 

比企谷の考えはまとまったようですが、小町に念押しされています。

「お兄ちゃん。ちゃんと雪乃さんと結衣さんと話してね」

「お兄ちゃんは理屈っぽいくせにいろんなことすっ飛ばすから心配だよ・・・」

「大丈夫だ」

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頭ポンポン

*2

 妹に頭ポンポンしちゃうんですね。年頃の妹なら「さわらないで」とか「くさい」とか「きもい」とか言ってきて当然な気がしますが、仲いいんですね。まぁ、一人っ子なんでわからないんで想像ですけどね。・・・想像ならもっとポジティブなこと考えようよ。

 

小町のいう「いろんなこと」って言うのは相手の気持ちだったり自分の感情だったり思いだったりのことを言っているのでしょう。理屈っぽいからこそ比企谷は理屈さえあれば納得できてしまう。

 

今回の件だって、由比ヶ浜雪ノ下の生徒会長選挙立候補に違和感はあったものの、その思いに納得がいかず小町に理由をもらうことで行動できているんですよね。

 

でも、ほかの人は理屈じゃなくて感情が中心にあるから、いくら理屈で言われても納得できない。体育祭の時の相模ラノベ)がいい例です。

 

小町はそういう部分を心配しているのでしょうが、比企谷にはちゃんと伝わっているのでしょうか。「ちゃんと話して」とは相手の気持ちを聞いて、自分の気持ちも伝えるということを言っているのでしょう。

 

比企谷の立ち振る舞いが楽しみです。

 

さて、 会議の場面での最後のシーンでの比企谷のモノローグ

理由をもらい、問題を設定し、手段を得た。

あとは実行するだけだ。

 

*3

できる人っぽいこと言ってますね。理由が理由だけに少々カッコよさは減衰しますが、問題解決の方針としては見習いたいです。

 

 ヤシマ作戦

大きいことをするときのタイトルの「ヤシマ作戦」のマッチ感は異常。BGMが聞こえてきそう。(笑)いや、もうすでに聞こえているはずだ、君たちの耳にも。(謎テンション)

 

学校では生徒がツイッターの画面を見ている様子が描かれていました。サイゼで上がった生徒会長にふさわしい人の応援アカウントを作っているみたいです。

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応援アカウントを編集

*4

比企谷は暗闇で作業するのが好きなんですかね。応援アカウントが生徒に認知されてある程度のフォロワーが増えてきたらプロフィールの編集ですか・・・。比企谷のやり方は変わっていないような気がします。

 

アニメでは葉山の応援アカウントのフォロワーは122人まで増えていましたね。葉山に人気すごいな。

 

材木座に協力を促していますが、清々しいくらいにクズい発言を聞いて比企谷も安心したような雰囲気ですね。自分が苦悩していても材木座のように変わらない存在もいるんだということでしょうか。

 

そのときの比企谷の言葉です。

「問題は問題にしない限り、問題にはならない」

 

*5

 名言ですね。問題というのものは自分や他人が勝手い意識しているのもに過ぎない。表目に出てこなければ、見えなければ聞こえなければ問題として意識する人は少ないということでしょう。

 

疑いすぎるのもよくないですが、何もなかったとしても「もしかしたら」とう視点で物事を見ることができる人になりたいものです。

 

アカウントの編集が終わると、いろはとの協議に入ります。推薦人名簿の作成をしているみたいですね。

 

図書館で比企谷いろはの会話が続きます。ここは是非ともラノベをご覧いただきたい。比企谷にとって大事な交渉の場面なので失敗できないという心情が伝わってきます。

 

アニメもいいのですが、そっちだと比企谷がうまく丸め込んだ感のほうが強く出ている気がしました。

 

簡単に比企谷の作戦をまとめておくと

動機:小町の願い「由比ヶ浜雪ノ下の奉仕部残留」

前提:いろはのキャラは損得である。

仮定:生徒会長に利があればいい

条件:生徒会長の利

  先鋒:失敗しても「1年だから」が通用する

  中堅:「部活」と「生徒会」をそれぞれの言い訳にできる

  大将:困ったら葉山に頼れる

方法:いろはに支持者がいると思い込ませる

  →会長職にふさわしい人のアカウントの名前を変える

 

といったところでしょうか。

仮定とか条件とかは適当です。まぁ、比企谷の作戦を一言で表すと詐欺です。(・ω<) てへぺろ 他人の応援アカウントの名前を変更していろはの推薦人がたくさんいるように見せかけたのだから、詐欺というのは間違ていないだろう。

 

バレたらやばいけど、いろはに生徒会長をさせるメリットを示して、なおかつ支持されているという背景さえあれば、たとえそれば偽物でもいろはがなびく可能性は大きいと考えたのでしょうね。

 

葉山を狙っているいろはの最大のメリットは自分を葉山にアピールできること。いろはがそこを計算して行動していることを見抜いた比企谷が、その目的と生徒会長職を結び付けたんですね。高校生のすることとは思えませんね。比企谷、頭いいな。

 

でも、いろは葉山を好きかどうかはわからないですよね。もちろん、表向きには葉山大好きアピールは怠らないのでしょうけど、どうも本心とは思えない。人気者にひかれてるだけなような気がします。もしくは、葉山というステータス狙いか。いろはの場合ステータス狙いっぽいですね。

 

でも、普段こういうキャラしてても実はピュアな子の場合、全然違うタイプにふいに惹かれてしまって、ふとした瞬間、その人の顔が出てくるたびに「わたしはあんなやつのこと好きじゃない」とか自分に言い聞かせるけど逆効果で、毎日今までは何とも思ってなかったそいつのことが気になってしまう。そんな日を送っていると、突然タイプだったイケメンから告白される! けど、全然ときめかないと、頭に浮かんでくるのは最近気になり始めたあいつのことばかり。「私の好きな人って、あいつなんだ」

 

・・・なんの話だ。。。

ドラマの見過ぎか。いや、こんな展開ドラマでもしないだろうな。

 

閑話休題

実際いろは比企谷に乗せられることを分かったうえで会長になることを了承していました。これで小町の願いをかなえる準備ができました。

 

比企谷いろはへ提示したメリットもそうですが、いろは的にはクラスの子に影で笑われるのも嫌だったみたいですね。そういうところまったく気にしていなさそうなのに、以外ですね。

 

 

 

いろはへの交渉が終わりひと段落ですが、まだ奉仕部の面々への交渉が残っています。こっちが本番ですね。それはまた次回。

 

では、さようなら。

*1:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 5話

*2:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 5話

*3:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 5話

*4:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 5話

*5:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 5話