やはり俺の考察ブログはまちがっている。(アニメ・数学)

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 7話(後半) 考察

やっはろー

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」2期7話(後半)

の考察をしていきます。

 

 以下多分にネタバレを含みます。

 

 

 運命の?再会

 

会議室に入った比企谷に待ち構えていたのは運命の再開だった!! ってなるはずもなく。決していいとは言えない思い出を思い出すことになります。

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比企谷に気づいた鶴見留美

*1

 そこにいたのは鶴見留美。夏休みの千葉村で出会った小学生です。なぜいい思い出といえないかは・・・話すと長くなるのですが、

 

時間がない人のために比企谷が一言でまとめてくれています。

わー頼れるー。

比 

俺は鶴見留美を取り巻く人間関係を破壊した。

 

*2

 

鶴見比企谷に気づいたようですが、会釈をするでもなく、話しかけるでもなく、ましてや近寄ってくることすらなくただ一瞥して終了です。最近の小学生は何考えるのかわからんぜ。

 

ことの経緯を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

error-of-consideration.hatenablog.com

error-of-consideration.hatenablog.com

error-of-consideration.hatenablog.com

error-of-consideration.hatenablog.com


小学生が会議の場に来ているということは、前回の会議で言っていたことが実現したんですね。これは前進ととらえていいものなのか甚だ疑問です。

 

玉縄玉縄で小学生に対してもカタカナ語連発しただけで放置していました。こういう人って絶対上司になったらいけないタイプだと思う。

 

 困惑しているよう学生軍団から一人聞きに来たのが鶴見です。総武校の副会長に聞きに来ていましたが、その副会長は比企谷に聞く始末。結局比企谷が指示を出していました。これは雲行きがますます怪しくなってきましたね。

 

比企谷も同じことを考えたのか玉縄に苦言を呈しますが、効果はすこぶる薄いようです。「視野を狭める」とか「みんなで考えていこう」とかふわふわした返答をするところをみると、まったく通じていないし現状の認識も甘いことがわかります。 

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肩に手を置いてくるヤーツ

*3

暖簾に腕押しというか糠に釘というか濡れ手に粟というか・・・こういう話通じない奴と話するのって疲れますよね。たぶん、比企谷玉縄で目的がズレているからこういうことになるんだと思うんですよ。

 

比企谷の目的はクリスマス合同イベントを成功させること。だから、全体のスケジュールとか予算とか人手の問題などの現実的なことに目が行っている。

 

一方の玉縄をはじめ海浜総合高校側の目的は、もいろんイベント成功もあるだろうが、今のところ会議をすることが目的になっている。それっぽい言葉を使ってアイデアを出して、そのそれぞれをまた会議で話して検討するというように、ただ会議をしたいだけになっている。

 

でも、玉縄は自分の目的が会議になっていることに気づいていないんでしょうね。合同でやる場合はお互いの目的を共通認識にすることが大切なんですね。会議をしてもいいけど、ブレインストーミングってのをそんなにしたいならいていいけど、共通認識である目的を見据えたスケジュールは堅守すべきですよね。

 

見てるだけで腹立ってくるぜ。(笑)

 

比企谷の忠告を受けて会議に入りますが、まったくもって忠告の意図をくんでいません。連れてきた小学生が座ってみていますが、玉縄は自分たちがすごいんだぞ☆ってところを小学生に見せたいんじゃないかな。うゎ~さむ~。(※個人の偏見です)

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鶴見とみんなの間

*4

その時の小学生の様子は特に目を輝かせてみているわけでもないので、何やってるかはわかってないと思います。それより、鶴見が一人だけみんなと離れているのは気になります。

 

みんなとそこまで仲良くないのか、そもそも仲良くしようとしていないのか。何をしたらいいかと聞きに行くときも鶴見自身が率先して聞きに来ていたので、いじめられている様子ではないですね。でも、率先というよりかは「誰もいかないなら行くよ」くらいの感じでしたね。

 

その後の会議の内容は省きます。割愛ではなく完全に省きます。割愛は惜しいですが省略しますという意味なので、この会議には不適切な言葉ですね。(笑)

 

まったくと言っていいほど進まない、カタカナばっかりの会議が気になる方はアニメかラノベをご覧ください。反面教師としては役に立つでしょう。

 

天使降臨

会議の帰りに戸塚とごはんです。ここへきて天使降臨とはツイてますね。そんな状況に動揺したのか比企谷がさっそくバグっていました。

 

バグっているのは比企谷だけで、戸塚比企谷のことを心配してくれているみたいですね。優しいな~。戸塚は気にかけてくれていますが、比企谷は「何もない」の一点張りで話さないんですね。

 

まぁ、自分が大変なんですって話すのは気が引けるのはわかります。話しても解決するか怪しいし、年上の人とかだと逆にお説教始まったりするしめんどくさい。

 

悩みを相談する人は自分の話を聞いてもらいたいのであって、ああしろこうしろなんていう指示は求めてないんですよね。もちろん、お説教している人も自分の話を聞いてほしいから長々と話すのであって、相手の相談の内容なんて聞いてないんですよね。

 

結局、人は自分の話を聞いてほしいっていう欲求が一番に来ているのでしょう。なので、今後はちゃんと人の話を聞こうと思いました。自分がなんか言っても聞いてないし、それなら相手に満足してもらったほうがいいしね。

 

しかし、戸塚比企谷のことをもっと知りたかったみたいですね。

「八幡ってやっぱりかっこいいね」

比 

「は?」

「へ、変な意味じゃなくてだよ!」

「その、辛くても大変でも、泣き言言わないで一人で頑張ってる。そういうの、かっこいいって、思う・・・」

(中略)

「・・・でも、困ったら言ってね?」 

 

*5

戸塚の「変な意味じゃなくてだよ」というセリフをなぜか気に入ったので、ブログ内でもチョコチョコ使ってました。けっこう汎用性高い、、、かな?

 

戸塚比企谷の力になりたいと思っているのでしょうね。ラノベでは生徒会選挙の時のことに触れられていました。

 

そのとき比企谷が助けを求めたのは材木座だけです。戸塚もサイゼでの会議に参加していましたが、それは小町が声をかけたから来ただけであって比企谷は何もしていない。

 

そんな状況をはたから見ると、材木座のほうがより親密な関係に思えてしまうのは仕方ないですね。戸塚は少し嫉妬していたようです。かわいいな~、変な意味じゃなくてだよ!

 

戸塚に「かっこいい」と言われたことを受けての比企谷のモノローグです。

比 

 かっこいい、か・・・。

 そんなもんじゃない。単純にかっこつけてるだけなのだと思う。

 己の中に定めた、あるべき姿を裏切るまいと、依怙地になっているだけにすぎない。

 だが、由比ヶ浜の無理して笑った顔や、一色がときおり見せる沈んだ表情、鶴見留美が一人でいるたたずまいが、何より、雪ノ下の諦めてしまったような静かな微笑みが、再三問うのだ。

 それは本当に正しいのかと。

 

*6

己の中に定めた姿とは自意識の化け物のことでしょう。何が起こっても勘違いしないように、その関係に固執しないようにと自信を戒めるための思いが自意識そのものであって、一度それを強いてしまったがためにそこから抜け出せずにいる。

 

そんなさ中、陽乃から「自意識の化け物」と言われ、比企谷の中で今まで自分が考えてきたことが言語化されてしまったがために、それ以降は「自意識の化け物」いることが目的になったしまた。つまり「自意識の化け物」に固執している、依怙地になっている。

 

「自意識の化け物」であるために自分がとってきた行動が、由比ヶ浜いろは鶴見雪ノ下にとって良くなかったのではないかもしれないと、自責の念に駆られている。

 

のかな? たぶん。いや、知らんけど。

 

変化

雨の日、コミュニティーセンターに向かう比企谷いろはです。この日は会議がないみたいですが、いろはの顔はめっちゃ沈んでいます。

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一色の沈んだ表情

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きっと、葉山の前ではこういう表情は見せないのでしょうね。比企谷が声をかけてきて少し明るく振舞っていますが、エンジン全開とは言えないですね。まぁ、比企谷にフルスロットルっていうのもないと思いますが。(笑)

 

その後、コミュニティーセンター前で折本とバッタリ会ってしまいました。そのときいろはが過去のこと聞いてきたので一瞬冷っとしましたが、折本に変化がありましたね。

 

比較してもらいたいのは陽乃とカフェで会った時のこと。その時は「比企谷が中学時代に告ってきた」と面白おかしく話していましたが、今回は濁していました。そのおかげで、いろはの好奇心はさらに増していましたが。

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折本の変化に驚く比企谷

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比企谷の告白をネタとして話さないあたりは大きな変化ですね。比企谷も驚いた顔をしています。折本葉山との一件で何かが変わったようです。

 

その時のことを思い出すと。葉山比企谷の真似つまり自己犠牲を払って、折本らに敵意を向けたわけですよね。比企谷が、自分と似たような方法でも人が変わるのだということを目の当たりにした瞬間です。もっとも、折本の変化の原因が葉山の行動だけとは限りませんが、変化のきっかけになっていることには違いないでしょう。

 

以前の折本はこちらから。ぜひ比較してみてください。

 

 

このシーンでのラノベの描写が今後の展開を予感させるものでした。

 西のほうでわずかに夕焼けが染み出ている。この分ならじきに雨はやむかもしれない。

 それでも、空は今なお暗いままだった。

 

*9

この問題が解決する日は近いことを予感させるような描写ですね。ですが、まだ先のことになりそうです。

 

奉仕部としての問題が解決されるか否かが、合同イベントでの問題解決につながりそうな気がします。

 

 

いい兆しが、なんとな~く、それとな~く見えたので

 

今回はこの辺で

さようなら。

*1:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話

*2:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 9巻 

*3:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話

*4:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話 

*5:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話

*6:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話

*7:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話 

*8:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 7話

*9:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続 9巻