すべての教科に通用する勉強法 PART1 音読の効果と注意点
やっはろー
今回ご紹介するのは勉強法です。それもすべの教科に通用してしまう勉強法をお伝えします。この方法を取り入れるときっと変化を期待できるはずです。
その方法とは、
「音読」です。
・・・ちょっと拍子抜けって感じている方もいるかのしれませんね。ですが、ちょっと待ってください!(なぞの通販感) この音読が意外に侮れないのです。
・一般的な効果
・脳のアンチエイジング
いわゆる若返りというやつでね。音読をすると脳が活発になるんです。あの「脳トレ」で有名な川島隆太教授が書かれた記事にこのような実験結果が乗っていました。
よく考えてみると、音読をするときは目で見て、文字を認識して、のどの筋肉を動かして声を出すという3つの処理を脳が行っているわけですね。脳からすればそれはそれはもう半端ない仕事量ですが、だからこそ脳にとっては効果があるのです。
しっぽが退化したのと同じように、使わない部分は退化していくのですから、脳も同じで使わなければどんどん衰えていきます。それを防ぐためにも音読を実践してみましょう。
大人の方ならこういう本がぴったりですね。音読をしながら名作を知ることができるのって一石二鳥ですね。文学の知識がある大人って知的でかっこよく見えますしね!
・姿勢がよくなる
音読をするときは当たり前ですが声を出しています。声を出すときもボソボソと言っていたのでは音読しているのかわからないので、適度な大きさではきはきと発音する必要があります。端的に言うと、おなかから声を出すということなのです。
つまり、猫背のままではお腹から声を出しにくいので自然と背筋が伸びて発生しやすい姿勢に近づくということです。
ここで重要なことが、「無意識的に」姿勢がよくなるということではないかと思っています。人間は意識するとやる気が上がらないことが多いですよね。
勉強しようと思た途端に、トイレに行きたくなったり、部屋の片づけをしたくなったり、のどが渇いたり、Youtubeを見たくなったりといろいろな邪念が襲ってきます。
だからこそ無意識的にできるというのはとても効率がいいことだと思います。この辺の顕在意識と潜在意識のことに関しても勉強の役に立つと思いますので、今後書いていこうと思います。
・コミュニケーションに関して
音読よってコミュニケーションの能力の向上も期待できるようです。
そもそもコミュ力が高い人はそんなに効果は感じられないと思いますが、人と話すことに抵抗があるなと感じている人の場合は、日常から音読することで「発声すること」に対しての抵抗感を取る効果も期待できるのではないでしょうか。
それに、姿勢がよくなるという効果と合わさって相乗効果が期待できそうです。姿勢がよくなると気持ちも前向きになりますよね。
人は椅子にふんぞり返りながらネガティブなことは想像しずらいと言われているくらい、姿勢とは切っても切れない関係なんです。
・音読の注意点
音読には多くの効果があることはわかりましたが、ただ音読すればいいのではないのです。使用上の注意点ってやつです。
・時間
音読は脳の活性化にもってこいですが、「1,2行読んで終わり」なんてやってたら効果が期待できるはずもありません。
音読をするなら、10分以上行うことをお勧めします。そもそも、音読を実行できる場所は限られているはずです。家とか・・・家とか・・・・・・・家だけじゃないか。。。
だいたいの人は家で音読するはずです。なら時間はたっぷりあるはず、資格の勉強でも学校のテスト勉強でも何かを読む機会がある場合は音読することにしていれば、自然と10分以上たっているでしょう。
・スピードと声
はきはきと音読することは言うまでもありません。ボソボソと発生しても効果は薄いでしょう。それは、音読の効果とは自分の声を自分で聞くことにもあるからです。
声と並んで注意すべきポイントはスピード。ゆっくり読むことは誰でもできますが、早く正確に読むことは難しいのです。
スピードを上げるには文字を見て⇒認識して⇒声に出すという手順を早くする必要があります。この手順を管理しているのが脳です。つまり、「スピードアップを意識する=脳の処理速度を上げることを意識する」ということなのです。
もちろんいきなり速く読むことはできないので、つねに意識しながら音読していくと効果が期待できるでしょう。”意識する”ということはとっても大切なのです。
・動作
まさか、寝っ転がってする人は少ないと思いますが(笑)、音読をするときはただ椅子に座って読むのではなく、歩き回りながらすると効果があると言われています。部屋の中を行ったり来たりしながらでも構いませんので、体を動かしながら音読してみてください。
今回の記事は以上です。次回はこれらの内容を踏まえて、具体的に各教科の勉強法を見ていきましょう。
さようなら