やはり俺の考察ブログはまちがっている。(アニメ・数学)

気の向くままに、気になる事の考察をしています。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。1話(後半。続) 考察

やっはろー

 

やっと今回でアニメ

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」1話(後半。続)

の考察が終わります。

 

 

以下多分にネタバレを含みます。

 

 

 前回の記事はコチラ👇

error-of-consideration.hatenablog.com

 

ここまでは、

雪ノ下比企谷の出会い

そして由比ヶ浜の依頼

そして、その依頼は比企谷によって解決されました。

 

翌週の部室にて

由比ヶ浜の依頼に関して比企谷雪ノ下で話しています。

「本当に良かったのかしらね、先週の由比ヶ浜さんの依頼」

「なんだよ急に」

「私は自分を高められるなら限界まで挑戦すべきだと思うの。それが最終的には由比ヶ浜さんのためになるんじゃないかと」

「努力は自分を裏切らない。夢を裏切ることはあるけどな」

「えっ」

「努力しても夢がかなうとは限らない。むしろ叶わないことの方が多いだろう。でも頑張った事実があれば慰めにもなる」

「ただの自己満足よ。甘いのね気持ち悪い」

 

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気持ち悪いといわれて顔が引きつる比企谷

 *1

手作りクッキーを渡したいという由比ヶ浜の依頼に対しての

解決策の話をしているわけですね。

最初は雪ノ下が徹底的に鍛えるという解決策でしたが、

由比ヶ浜の料理センスの無さ。

いや、無いなんてものではない。皆無。空(くう)。っていうレベル。

卵の殻は入っている

小麦粉はふるわない

計量しない

そのくせ隠し味とかいっちょ前なこと言う

その工程を見ても地獄

出来上がったものも物体Xと評されるほど。

そんな由比ヶ浜の様子を考えあぐねていると、

比企谷が口を開く

彼の解決策を要約すると

「男は単純だから、女子にクッキーもらるだけでウハウハ。

 『あなたのために頑張って作った』っという姿勢が伝わればいい」

というものです。

いかにも比企谷らしい解決策です。

現実を見たというか、

現状の自分(料理下手)と理想の自分(料理上手)

の折り合いをつけるような考え方ですね。

 

今回は由比ヶ浜も納得したみたいです。

 

前回のブログでは、

比企谷の提示した解決法はアニメでと書きましたが、

ここで書いてしまった。

 

しかし、雪ノ下は納得していなかった。

比企谷の言う

「努力していれば夢がかなわなかったときの慰めになる」とは、

夢は必ずしも叶うものではないという考えに基づいています。

それに対して雪ノ下は「自己満足・甘い」と反論します。

おそらく、雪ノ下にとって

努力とは夢がかなうまで続けるものであって、

叶わないからあきらめるようなものは努力と言わない

のではないでしょうか。

 

「努力はは必ず報われる」という言葉がありますが、

この言葉が真であるとすると

高校数学の論証の知識を使って、この対偶を取ります。

命題「努力する ⇒ 報われる」

対偶「報われてない ⇒ 努力していない」

となりますね。

もちろん元の命題が真なので、その対偶も真ということになります。

少し言い換えるだけでとても厳しく聞こえてきますね。

雪ノ下の思考はこういったもののような気がします。

 

逆に比企谷の立場からだと

この言葉の「報われる」という部分が、

夢がかなわなかったときに努力していれば

「がんばった」という慰めになる

そういう意味では報われている。

自尊心を保つことができる。

という意味なの気もします。

 

相変わらず対極にいるお二人さん。。。

 

由比ヶ浜再登場!

依頼のお礼をしに来るガハマさん

 

雪ノ下由比ヶ浜のことがちょっと苦手らしいです。

由比ヶ浜曰、

苦手=嫌い(女子言葉)らしいです。

 

由比ヶ浜は結構距離詰めてましたね。

このメンツの中では断トツで人付き合いを円滑に

進めることができる逸材でしょう。

 

おそらく由比ヶ浜雪ノ下と(一応、比企谷とも)

仲良くなったという認識なのだと思います。

その証拠に、雪ノ下を「ゆきのん」と呼んでますね。

 

もちろんほかの2人はそんなこと思ってない。

何なら、また”友達の定義”とか考えている可能性すらある。

 

最後は、由比ヶ浜雪ノ下比企谷にクッキーを渡していました。

比企谷は食べてましたけど、

禍々しいクッキーだったようです。

 

※禍々しい(まがまがしい)

 悪いことが起こりそうかよ感をさせること

 

どんなクッキーか気になるぞ。

べっ、別に、女の子からクッキーが欲しいわけではない

断じて、まったくそんなことはない。絶対!

 

とりあえずこうして1話が終わりました。

ここからがスタートですね!

「こうして彼らのまちがった青春が始まる。」

 

さようなら

 

第2話の記事はコチラ👇

error-of-consideration.hatenablog.com

 

*1:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。1話